マンチェスターに戻ってルーニーに掛けられた言葉とは?
結局、試合はPK戦の末にポルトガルが勝利。明暗を分けたシーンとしてC・ロナウドとルーニーにスポットライトが向けられ、この大会後には「二人の関係に亀裂が入った」と英国を中心にメディアにあらぬことを問い詰められた。
その騒動から12年の歳月が経ったいま、C・ロナウドは、「イングランドに戻るのが恐かった」と当時の心境を振り返っている。
その騒動から12年の歳月が経ったいま、C・ロナウドは、「イングランドに戻るのが恐かった」と当時の心境を振り返っている。
「当時のメディアは存在しない大きな物語を作ったんだよ。だからイングランドに戻ってきた時は怖かった。ルーニーではなく、イングランドのサポーターがね。僕がウインクした時にメディアはありもしないストーリーを作ったけど、あのウインクはルーニーに向けたものじゃない。
マンチェスターに戻ってからルーニーと話をしたよ。彼はあの時、僕の考えを理解してくれた。彼はどんな時も助けてくれたし、『クリスチアーノ、あれは過去だ。今の話をしようじゃないか。一緒にトロフィーを勝ち取ろう』って言ってくれたよ。本当にありがたかった」
現在、MLSのDCユナイテッドでプレーするルーニーと「僕たちは今でも友だちだよ」と明かしたC・ロナウド。動画の終わりに「将来的なアメリカ挑戦はありえるのか?」と聞かれた際には、「未来のことは誰にも分からないさ」とニヤリと笑みを浮かべてみせている。