「中島や堂安のプレーには“ノッキング”がない」
このコスタリカ戦は、南アフリカ・ワールドカップ後に実施されたザッケッローニ監督の初陣(アルゼンチンに1-0で勝利)を思い出したよ。躍動感があって、期待を持たせるというか、とにかく選手たちのピッチ上での態度と振る舞いがすごく積極的だった。
もちろん、中だるみしてしまった時間帯もなくはなかったけど、そうはいっても、今日は攻と守がうまく機能していたし、とくにボールのある局面でいいプレーが多く見られたよね。
そして、その核となっていたのが、繰り返しになるけど遠藤なんだ。若い頃の長谷部のように、守備だけでなく攻撃の面でも変化をつけられるってところを、彼は見せてくれた。エリア内に進入して南野のゴールをお膳立てしたかと思えば、相手がシュートに行くところを頭でクリアしてみたり。ピッチ全体を掌握しているかのようだったよ。
ああいったプレーは、積極性だけじゃ生まれない。頭脳的で、なおかつしっかりしたボールコントロールができて、相手を背負った状態でもパスを出せるような強さがないと、今日のようなプレーは絶対にできない。そういう意味でも、遠藤は最高のアピールができたんじゃないかな。
もちろん、中だるみしてしまった時間帯もなくはなかったけど、そうはいっても、今日は攻と守がうまく機能していたし、とくにボールのある局面でいいプレーが多く見られたよね。
そして、その核となっていたのが、繰り返しになるけど遠藤なんだ。若い頃の長谷部のように、守備だけでなく攻撃の面でも変化をつけられるってところを、彼は見せてくれた。エリア内に進入して南野のゴールをお膳立てしたかと思えば、相手がシュートに行くところを頭でクリアしてみたり。ピッチ全体を掌握しているかのようだったよ。
ああいったプレーは、積極性だけじゃ生まれない。頭脳的で、なおかつしっかりしたボールコントロールができて、相手を背負った状態でもパスを出せるような強さがないと、今日のようなプレーは絶対にできない。そういう意味でも、遠藤は最高のアピールができたんじゃないかな。
あと、その遠藤もそうだし、とくに中島や堂安のプレーを観ていて強く感じたんだけど、彼らのプレーには“ノッキング”がないんだよね。
つまり、ドリブルからパス、あるいはシュートといった動作に移るとき、本来はそこにひとつ動作が入るんだよ。それを僕は“ノッキング”って呼んでるんだけど、それがないんだ。
中島がドリブルから遠藤にスルーパスを出したシーンもそう。普通は、パスを出す前に一度身体からボールを離してキックモーションに入るものなんだけど、それがなかったんだ。とにかくタッチが細かくてスムーズだから、次のプレーが相手に読まれにくい。
メッシのプレーをイメージしてもらえば早いのかな。ホント、これは驚きだったよ。日本代表の試合を観て…というか、日本人の、いやアジア人のプレーを観て、こういった感想を持ったのは今回が初めてだよ。
あれは教えてできることじゃないし、今後、彼らに影響されて少しずつそういうプレーをする選手が増えてきたら面白いだろうね。運ぶ動作と蹴る動作を分けないから、流れるようなプレーが可能になるんだ。
それと、相手の集中が切れている時間帯だったとはいえ、3点目を決めた伊東純也もいいアピールができたよね。積極的に仕掛けて、自分でマークをはがして決めたわけだから。
あとは来月、ここで名前を挙げた選手たちが、猛者揃いのウルグアイを相手にどれくらいできるか、だ。個人的には、ものすごく楽しみにしている。今日のコスタリカ戦は、それだけ期待を抱かせる内容のゲームだったからね。
【日本代表PHOTO】日本 3-0 コスタリカ|南野、伊東の代表初ゴールなど、3ゴールで森保監督初陣を勝利で飾る!守備陣は無失点!
【日本代表PHOTO】試合後、サポーターの声援に応える森保ジャパン!
【PHOTO】日本×コスタリカの美女サポーターたち!!
【中島翔哉PHOTO】これが日本の新10番!終始観客を魅了するプレーを見せた中島のPHOTOギャラリー!!
つまり、ドリブルからパス、あるいはシュートといった動作に移るとき、本来はそこにひとつ動作が入るんだよ。それを僕は“ノッキング”って呼んでるんだけど、それがないんだ。
中島がドリブルから遠藤にスルーパスを出したシーンもそう。普通は、パスを出す前に一度身体からボールを離してキックモーションに入るものなんだけど、それがなかったんだ。とにかくタッチが細かくてスムーズだから、次のプレーが相手に読まれにくい。
メッシのプレーをイメージしてもらえば早いのかな。ホント、これは驚きだったよ。日本代表の試合を観て…というか、日本人の、いやアジア人のプレーを観て、こういった感想を持ったのは今回が初めてだよ。
あれは教えてできることじゃないし、今後、彼らに影響されて少しずつそういうプレーをする選手が増えてきたら面白いだろうね。運ぶ動作と蹴る動作を分けないから、流れるようなプレーが可能になるんだ。
それと、相手の集中が切れている時間帯だったとはいえ、3点目を決めた伊東純也もいいアピールができたよね。積極的に仕掛けて、自分でマークをはがして決めたわけだから。
あとは来月、ここで名前を挙げた選手たちが、猛者揃いのウルグアイを相手にどれくらいできるか、だ。個人的には、ものすごく楽しみにしている。今日のコスタリカ戦は、それだけ期待を抱かせる内容のゲームだったからね。
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