「ローテーションしたのは鋭い決断」との意見も
そんな韓国メディアの報道のなかでも特に目を引いたのは、韓国を引き合いに出す記事だ。
前出の『スポーツワールド』は、「スタメンを8人入れ替えた日本、韓国と似て異なる敗戦」とヘッドラインを置いた記事で、ベトナム戦の日本は「韓国と似ている」と報じた。
というのも、韓国は17日に行なわれたグループリーグ第2戦で格下のマレーシアを相手に1-2で敗れている。しかも、このマレーシア戦では初戦のバーレーン戦(6-0)からスタメンを6人入れ替えて臨んでいた。同記事が韓国と日本を重ねて見たのもそのためだ。
ただ、記事は「日本はスタメンを8人入れ替えたせいで組織力が落ちた」とし日本のパフォーマンスについては酷評したが、ベトナム戦の前からすでに決勝トーナメント進出が決まっていた点がマレーシア戦の韓国とは異なるとして、スタメンを入れ替えた森保監督の采配は間違っていなかったと評価している。「(ベトナムに敗れたが)日本に負担はない。ベトナム戦でローテーションしたのは鋭い決断だった」といった具合だ。
前出の『スポーツワールド』は、「スタメンを8人入れ替えた日本、韓国と似て異なる敗戦」とヘッドラインを置いた記事で、ベトナム戦の日本は「韓国と似ている」と報じた。
というのも、韓国は17日に行なわれたグループリーグ第2戦で格下のマレーシアを相手に1-2で敗れている。しかも、このマレーシア戦では初戦のバーレーン戦(6-0)からスタメンを6人入れ替えて臨んでいた。同記事が韓国と日本を重ねて見たのもそのためだ。
ただ、記事は「日本はスタメンを8人入れ替えたせいで組織力が落ちた」とし日本のパフォーマンスについては酷評したが、ベトナム戦の前からすでに決勝トーナメント進出が決まっていた点がマレーシア戦の韓国とは異なるとして、スタメンを入れ替えた森保監督の采配は間違っていなかったと評価している。「(ベトナムに敗れたが)日本に負担はない。ベトナム戦でローテーションしたのは鋭い決断だった」といった具合だ。
ベトナムに敗れ、D組2位で決勝トーナメント進出を決めた日本は、24日の決勝トーナメント1回戦で、韓国を下しE組1位通過を決めたマレーシアと対戦する。韓国メディアは、「“不幸中の幸い”?マレーシアに勝っていたら16強で“韓日戦”だった」(『スポーツ韓国』)と日本との対戦を避けられたことに胸をなでおろしているが、裏を返せば、それほど韓国が日本を意識し警戒していることは間違いないだろう。
取材・文●李仁守(ピッチコミュニケーションズ)
参照元:「スポーツ・ソウル」
「ベトナムのプレスに押され…」「構図が揺らいだ」韓国紙は日本対ベトナム戦をどう見
たか
取材・文●李仁守(ピッチコミュニケーションズ)
参照元:「スポーツ・ソウル」
「ベトナムのプレスに押され…」「構図が揺らいだ」韓国紙は日本対ベトナム戦をどう見
たか