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【指揮官コラム】三浦泰年の『情熱地泰』|Jリーグに減ってきた本物の「助っ人」外国人選手

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年08月15日

良い助っ人外国人選手が多くの時間プレーをすることが日本サッカーの成長につながる

日本サッカーのレベルアップのためにも、良い外国人選手が多くの時間プレーすることが大事だと三浦監督は言う。(C) SOCCER DIGEST

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 J3で外国人選手がプレーする経緯としては、ふたつのケースがある。母国で活躍できない若い選手が未来への売り込みを賭けてプレーを選ぶケース。もうひとつは以前、日本の上のカテゴリーでプレーしていたものの契約がなくなり、落ちてきたというケースだ。
 
 契約するクラブ側としては、実に難しい選手の選択である。
 
 冒頭の外国人選手、枠が外国籍でありながら日本人選手のレベルと変わらないようでは、「助っ人」選手とは呼べない。
 
 このレベルも年々上がっては来ているものの、まだまだである。
 
 これは日本だけではない。どの国も外国人選手の力を借りてリーグが活性し大きくなり、盛り上がっていく。それだけ外国人国籍の選手の存在は大事なのだ。
 
 そして今シーズンはアジア枠が良い影響をもたらしている。札幌のチャナティップ、広島のティーラシンの活躍。そして韓国からのゴールキーパーの多さにはびっくりである。
 
 日本サッカー界もカタール・ワールドカップに向けてワンランクもツーランクも大きく成長しなければいけない。現状維持では危険だ。そこに国内リーグのレベルアップは必須だ。
 
 そのためにも良い助っ人外国人選手が多くの時間プレーする。これが必ず日本サッカー界の成長につながることであろう。
 
 そして、たとえ外国人枠が現在より緩くなったとしても、日本人選手が誇りを持って日本人らしいプレーをすることが重要だ。
 
 昨日より今日。今日より明日の成長を楽しみに進むことが大事なのである。
 
2018年8月15日
三浦泰年
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