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磐田、7戦ぶり白星の舞台裏。殊勲のゲームキャプテンが語る勝因と「名波さんのチーム作り」

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年08月07日

試合に出ていない選手の想いを常に感じてプレーする

キャプテンとしてチームを統率する大井。今年34歳となったベテランに周囲からの信頼も厚い。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 だが、仙台戦は反省点もある。大井は課題となった後半の守備対応を次のように振り返った。
「同点の試合終盤、相手の前線に残る4枚に対して、自分たちも4枚で対応していたけど、右サイドに相手選手がもう一人入ってきて数的不利をつくられていたので、高い位置でその選手をケアさせるべきだった。そこに気がつくのが少し遅かった。声をかけて修正してから、ウチのポゼッションが上回った」
 
「そういうところがまだまだだと思うので、次に活かしたい」と、大井は気を引き締めた。
 
 劇的な逆転ゴールを決め、ベンチ前で歓喜の輪の中でもみくちゃになった後、大井は、前節に大ケガを負い長期離脱となった最終ラインの相棒、新里のユニホームを掲げ、顔を覆った。
 
「隣にいつもいた頼りになる選手がいなくなって、不安もあるし、寂しくもありますけど、一番辛い(新里)亮に少しでも勇気を届けられればと思っていました」
 それは、試合前に新里のためにも勝利を挙げようと誓った選手全員の想いでもある。
 
 7戦未勝利の長いトンネルを抜けた磐田。だが、勝てない間も選手は下を向くことはなかった。
「再開後の4戦引き分けはさすがに長かったけど、負けていないというポジティブな考え方を全員がずっと持てていたのは、名波さんのチーム作りがそうさせていること。アダ(イウトン)やムサ(エフ)、そして試合に出ていない選手の想いを常に感じてプレーする、チームがひとつになって戦うということも、監督が常に示してくれていることです。ここまで4連敗をしていたら5試合で勝点3だったけど、粘り強く負けなしで来たことで勝点7を上乗せできたと考えたい」(大井)
 
「収穫も課題も糧にして、今日の試合が神戸とのアウェー戦の勝利に繋がるように1週間を過ごしたい」と連勝に意欲を燃やしている。
 
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