鍛えられてきたメンタルとフィジカル。サッカーの経験が彼を強くする
――鹿島学園時代に寮生活は経験済みだし、全国トップを狙える高校だから、厳しさもあったと思います。そのあたり経験も生きているのでは?
「そうですね。部活時代も、朝練は多くて、きつい中でもやってきましたから、メンタルはかなり鍛えられたと思います。引退前の12月までかなり走りこんでいたので、思った以上に早く自転車に対応することできました。練習に集中できたのは、サッカーをやってきたおかげだと思っています。タイムも順調に伸びていきました」
――途中でくじけそうになったことはなかった?
「練習をきついとは思わなかったです。サッカーで結果を残せなくて、ずっと悔しい思いがありましたから、競輪選手になると決めてから、競輪では絶対に成功したい、と思っていました」
――入学から1カ月くらい経ちましたが、学校生活はどうですか?
「時間が決められ、集団で動くので、ひとつひとつの行動をきちんとしないといけません。鹿島学園の寮生活よりも厳しいです(笑)。まだ慣れないというか、気が抜けませんね」
――4人部屋で生活しているんですよね? 同期は仲間という感じですか?
「仲間であり、ライバルです。自転車乗っているときは自分が1番になる、という強い気持ちでいます」
――そのあたりの感覚は、サッカーと違うのかな?
「団体競技の場合は、タイミングだったり、相性だったり、どうしても、努力や実力とは違う要素が、勝敗に絡んでくることが多いですよね。でも、ここでは自分がやった分が、結果やタイムに表われます。成果が実感できるので、やりがいがありますね」
――準備期間も含めると、1年半くらい鍛え続けているわけですが、身体も大きくなったのでは?
「体重はかなり増えました。高校の時は58キロくらいでしたが、いまは67キロなので、10キロくらいですか。脚もかなり太くなりました」
――練習風景も見させてもらいましたが、白帽ということは、成績優秀者ということですよね?
「地元で練習しているときから、上のクラスに入れる自信も手応えもありました。競輪界のレジェンドでもある滝澤校長から直々に指導していただいているので、一つひとつしっかり吸収していきたいです」
――最後に、将来はどんな選手になりたいですか?
「スポーツをやっている以上は、つねにトップレベルで戦っていたいですね。KEIRINグランプリ優勝がいまの夢です。実際に観に行きましたが、大観衆の中を走る先輩たちの姿に憧れました。自分もその舞台に立って、先行して、そのまま逃げ切って勝ちたいです」
――どうして先行逃切なのですか?
「レース映像を見ていても、先行して逃げ切るのはやっぱりカッコいいんです。先行にこだわっていきたいです」
高校卒業からずっとトレーニングに没頭し、いまも競輪学校というネットを見られない環境に身を置く寺沼君に、鹿島学園の同級生、上田綺世のトゥーロン国際での活躍を報告した。
「高校時代からすごい奴だと思っていましたけど、そんなに活躍したんですか⁉ スポーツは違いますが、綺世に負けないように自分も頑張ります!」
高1ころは、よく一緒に自主練をしていたという、上田選手の活躍は、寺沼君にも大きな刺激になったようだ。
<プロアスリートを夢見るキミに、「競輪」という答え。>
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<競輪学校はどんなところ?>
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「そうですね。部活時代も、朝練は多くて、きつい中でもやってきましたから、メンタルはかなり鍛えられたと思います。引退前の12月までかなり走りこんでいたので、思った以上に早く自転車に対応することできました。練習に集中できたのは、サッカーをやってきたおかげだと思っています。タイムも順調に伸びていきました」
――途中でくじけそうになったことはなかった?
「練習をきついとは思わなかったです。サッカーで結果を残せなくて、ずっと悔しい思いがありましたから、競輪選手になると決めてから、競輪では絶対に成功したい、と思っていました」
――入学から1カ月くらい経ちましたが、学校生活はどうですか?
「時間が決められ、集団で動くので、ひとつひとつの行動をきちんとしないといけません。鹿島学園の寮生活よりも厳しいです(笑)。まだ慣れないというか、気が抜けませんね」
――4人部屋で生活しているんですよね? 同期は仲間という感じですか?
「仲間であり、ライバルです。自転車乗っているときは自分が1番になる、という強い気持ちでいます」
――そのあたりの感覚は、サッカーと違うのかな?
「団体競技の場合は、タイミングだったり、相性だったり、どうしても、努力や実力とは違う要素が、勝敗に絡んでくることが多いですよね。でも、ここでは自分がやった分が、結果やタイムに表われます。成果が実感できるので、やりがいがありますね」
――準備期間も含めると、1年半くらい鍛え続けているわけですが、身体も大きくなったのでは?
「体重はかなり増えました。高校の時は58キロくらいでしたが、いまは67キロなので、10キロくらいですか。脚もかなり太くなりました」
――練習風景も見させてもらいましたが、白帽ということは、成績優秀者ということですよね?
「地元で練習しているときから、上のクラスに入れる自信も手応えもありました。競輪界のレジェンドでもある滝澤校長から直々に指導していただいているので、一つひとつしっかり吸収していきたいです」
――最後に、将来はどんな選手になりたいですか?
「スポーツをやっている以上は、つねにトップレベルで戦っていたいですね。KEIRINグランプリ優勝がいまの夢です。実際に観に行きましたが、大観衆の中を走る先輩たちの姿に憧れました。自分もその舞台に立って、先行して、そのまま逃げ切って勝ちたいです」
――どうして先行逃切なのですか?
「レース映像を見ていても、先行して逃げ切るのはやっぱりカッコいいんです。先行にこだわっていきたいです」
高校卒業からずっとトレーニングに没頭し、いまも競輪学校というネットを見られない環境に身を置く寺沼君に、鹿島学園の同級生、上田綺世のトゥーロン国際での活躍を報告した。
「高校時代からすごい奴だと思っていましたけど、そんなに活躍したんですか⁉ スポーツは違いますが、綺世に負けないように自分も頑張ります!」
高1ころは、よく一緒に自主練をしていたという、上田選手の活躍は、寺沼君にも大きな刺激になったようだ。
<プロアスリートを夢見るキミに、「競輪」という答え。>
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