【ネクスト日本代表候補】堂安律が語る、同世代の傑物「エムバペ」と強い焦燥感

カテゴリ:海外日本人

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2018年07月06日

「日本にいたら遊んでしまっていたかもしれないが」

堂安は同年代ながらフランス代表の主軸を担うエムバペを称賛。同時に「早く追いつかないと」と焦りも抱く。(C)Getty Images

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――焦りは強い?

「かなり。焦りと不安ばかり。そうは見えないかもしれないけど、僕はビビリな性格なので、危機感をめっちゃ持っています」

――堂安選手にとって20歳というのは、どういう年齢?

「まだ若手ながらも、ここから伸びるか伸びないかという分かれ目にある。だからこそ自分を見つめ直すことが大事になるはずです」

――その時間は取れていますか?

「はい。日本にいたら遊んでしまっていたかもしれませんが、オランダにひとりでいると、ゆとりがありますからね。ソファに座ってじっくり課題に向き合う時間は、有意義です」

――フローニンヘンの街はサッカーに集中できる土地ですか?

「そうですね。すごく良い街ですよ。綺麗でのどかだし、暖かい人ばかり。中心地のアムステルダムからは離れていても、不便はないです」

――食事は口に合う?

「正直合いません。でも今はそこまで味にこだわっていなくて、とにかく身体に良ければいいって感じです」

――ストレスは溜まりませんか?

「もう慣れました。たまに美味しい肉を食べに行ったりして発散していますし」

――食生活に気を遣うようになったのはいつ頃?

「オランダに来てからですね。まあ今も徹底しているわけではないです。まったく気にしていなかった移籍前よりはまだマシになりましたが」

■プロフィール
堂安律(どうあん・りつ)/1998年6月16日生まれ、兵庫県出身。G大阪Jrユース―G大阪ユース―G大阪―フローニンヘン(HOL)。J1通算15試合・3得点、J3通算21試合・10得点。エールディビジ通算29試合・9得点。(7月5日時点)。2017年夏にガンバ大阪からフローニンヘンにレンタルで加入すると、巧みなドリブルとパンチ力のある左足を武器に9ゴール・4アシスト。今年4月には完全移籍への切り替えを発表した。20歳ながらも、堂々としたプレーや整然とした口ぶりに大物感を漂わせる。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
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