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【ブラジル2‐0メキシコ|W杯選手採点&寸評】規律正しかったスター軍団。“王国”のエンジンが温まってきた!

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年07月03日

ブラジル――エースが気持ちの入ったパフォーマンス。

2ゴールに絡んだネイマール。文句なしのMOMだ。(C)Getty Images

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[FW]
9 ガブリエウ・ジェズス 6.5
CBやボランチを懸命にチェイスするなど、ディフェンス面の貢献が光った。マイボールの際には、サイドに流れて味方のスペースを作ったり、大きくない身体を巧みに使って前線の起点にも。終盤はネイマールの分まで守備をした。

☆MAN OF THE MATCH
10 ネイマール 8
序盤から気持ちの入ったパフォーマンスを見せ、まずは高めのプレスに手を抜かず、奪われた際にはしっかり帰陣した。時間の経過とともに攻撃面の貢献が増え、深い切り返しからのシュートやFKでゴールを狙い、後半には1得点1アシストの活躍。エースのタスクを完全にまっとうした。

19 ウィリアン 7.5(90+1分OUT)
ネイマールにも劣らない特大のインパクトを放った。巧みなキープから突如のスプリントで相手を抜き去り、ボールをロストすれば、奪い返すまでしつこくついていった。ネイマールのヒールの落としを受け、瞬時のトップスピードでDFをぶち抜き、先制点をお膳立て。自らも強烈な一撃を何度か。
 
[交代出場]
DF
13 マルキーニョス - (90+1分IN)
アディショナルタイムに、ウィリアンと代わって投入され、ワールドカップ初出場。ライトバックに入って、無難に試合を終わらせた。

MF
17 フェルナンジーニョ -(80分IN)
終盤に登場すると、中盤でボールを奪って、ネイマールにスルーパスを送り、フィルミーノのゴールにつなげた。パスも正確で、さすがの展開力も披露。カゼミーロがいなくなる次戦も、このボランチがいれば、指揮官に不安はないはず。

FW
21 ロベルト・フィルミーノ - (86分IN)
最終盤に投入されながらも、カウンターからネイマールのシュートが流れたところに走り込み、ワールドカップ初得点をマークした。普段の利他的な行いを、フッチボウの神様は見ていたのだろう。

[監督]
チッチ 7.5
スター選手たちにも規律を叩き込み、トランジションの速さと陣形のほころびの少なさに、この指揮官の色が現れている。規則的なカナリアのアンサンブルはディフェンス時だけでなく、攻撃に転じた際にも奏でられ、個々のインプロビゼーションを交えた効果的なカウンターで次々にゴールを強襲。リード後の交代や采配にも合理性と堅実性が感じられた。戦術面の整備に長じるだけでなく、広い度量で選手を包み込む王国の長は、したたかにメキシコを退けた今、これからの激戦をいかに指揮していくのか。楽しみは尽きない。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

文●井川洋一
 
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