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【スペイン2‐2モロッコ|採点&寸評】モロッコの闘志に手を焼いたスペイン、首位通過を決めながらも採点は軒並み低調

カテゴリ:国際大会

吉田治良

2018年06月26日

スペイン――74分までカードを切らなかった采配に疑問。

アスパスのゴールがVARによって認められると、モロッコベンチから選手やスタッフがピッチに飛び出し、騒然となる場面も。後味の悪さが残った。(C)Getty Images

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[FW]
19 ジエゴ・コスタ 6(74分OUT)

中央だけでなく、機を見てサイドにも流れて起点を作った。1点目を導き出したポストワークも評価できるが、フィニッシュの局面でボールコントロールが乱れ、3試合連続ゴールはならず。

21 ダビド・シルバ 5.5(84分OUT)
前半はほとんど目立たず、いくつか珍しいパスミスもあった。終盤になってようやく周囲と連動しながらエリア内に進入できるようになったものの、流れに乗り始めた矢先に交代を命じられた。

☆MAN OF THE MATCH
22 イスコ 6.5

ピッチを幅広く動きながら、ときに最終ラインにまで下がってボールを捌き、ゲームメイクの中心を担った。抜群のキープ力で味方に時間とスペースを提供。19分にイニエスタ、D・コスタとの連係から嬉しいワールドカップ初ゴールを奪うと、62分にも惜しいヘディングシュートを放っている。
 
[交代出場]
17 イアゴ・アスパス 6.5(74分IN)

カルバハルのクロスに、上手くヒールで合わせたアディショナルタイムの同点ゴールはまさに値千金。87分にもイニエスタのスルーパスに反応してアセンシオにクロスを送るなど、短い時間で好印象を残した。

20 マルコ・アセンシオ 6(74分IN)
87分にはニアに走り込んでアスパスのクロスをヘディングシュート。アディショナルタイムには素早くショートコーナーを始める好判断で、同点ゴールを間接的にアシスト。

9 ロドリゴ -(84分IN)
84分にシルバに代わって投入。粘り腰で左サイドから上げたクロスが、土壇場の同点弾を呼び込むCKにつながった。

[監督]
フェルナンド・イエロ 5.5

試合前のミーティングで、しっかりと選手の集中力を高めてピッチへ送り出したのか、いささか疑問。首位通過を狙うと話しながら、1-1の状態のまま74分まで交代カードを切らなかった采配にも頷けない。それでも途中投入の3人は、いずれもアディショナルタイムの同点ゴールに直接、間接を問わず絡んだ。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

文●吉田治良
 
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