「名誉のために勝たなくては…」屈辱敗退のポーランドで日本戦絶対勝利の気運が高まる

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年06月25日

「もう一度立ち直らなくてはいけない」と前を向いたのは?

ナバウカの下で成熟したはずだったチームは力不足を露呈。日本との最終戦に全てを懸ける。 (C) Getty Images

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 2013年10月に指揮官となって以来、独善的だった歴代監督とは異なる対話やチームの和を重んじるスタイルで、ポーランドの古豪復活に尽力してきたナバウカは、コロンビア戦後、「残念だが、敗北を受け入れないといけない」と肩を落とした。

「我々は可能性を最大限に生かそうと力を尽くしたがダメだった。私の選手たちは本当に最後までベストを尽くしてくれたが、強いチームに敗れた。その事実は受け入れなければならない」

 悲痛な表情で声を振り絞ったナバウカだが、「明日からは切り替えなければいけない」と日本戦に視線を向けた。

 選手たちも指揮官に同調するかのように日本戦への意気込みを口にしている。エースのレバンドフスキは、「無力さを感じている」としながら「日本は難敵だ。けれど、しっかりと準備して勝ちたい」とコメント。さらに「レバンドフスキ2世」と称賛されながら結果を残せていないダビド・コフナツキは、「応援してくれたサポーターのためにやらないといけない」とチームに奮起を促している。

「僕らは今こそもう一度、立ち直って日本と戦わなくてはいけない。サポーターはそれに値する。下を向くのではなく頭を上げて、この大会を終わりたい」

 一部報道では、来る日本戦がナバウカの最後の試合になるとも報じられており、ポーランドの選手たちは、恩師の花道を飾るために全力を傾けてくる可能性が高い。引き分け以上でグループ突破が決まる日本もきっちりと気を引き締め、勝点3をもぎ取りにいくつもりで臨まなくてはいけなそうだ。

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