韓国・チーム採点 ６
推測でしかないが、おそらくシン・テヨン監督のプラン通りにゲームは進行していた。スウェーデンにボールを預け、あえて前に出ていかないサッカーを選択したのは正解だったと言えるだろう。実際、スウェーデンの選手たちは明らかに戸惑っていた。アクションがないからリアクションがとれず、仕方なく稚拙なつなぎを繰り返す。オランダやフランスが同居するグループを勝ち抜き、イタリアとのプレーオフを制して本大会に進出してきたスウェーデンだが、逆に言えば、そうした強豪との対戦が続いたからこそ勝ち進めたとの見方もある。韓国にとってはすべて予定通りだった。指揮官が引き分け狙いだったのか、あるいはぎりぎりまで耐えて、相手に疲れの見えはじめる終盤に若いイ・スンウらを送り込み、勝点３を狙いにいくという展開までを描いていたかはわからないが、自分自身が堂々と流したファウルをビデオで確認しにいくというレフェリーの滑稽な行為により、プランを崩されたのは残念だった。


韓国選手採点
GK
23　チョ・ヒョヌ　6.5

DF
２　イ・ヨン　６
６　パク・チュホ　5.5（28分OUT）
19　キム・ヨングォン　６
20　チャン・ヒョンス　６

MF
13　ク・ジャチョル　６（73分OUT）
16　キ・ソンヨン　６
17　イ・ジェソン　６

FW
７　ソン・フンミン　６
９　キム・シンウク　５（66分OUT）
11　ファン・ヒチャン　5.5

交代選手
DF
12　キム・ミヌ　５（28分IN）
MF
15　チョン・ウヨン　5.5（66分IN）
MF
10　イ・スンウ　６（73分IN）