攻撃面で切り札になるのは…
ポゼッション率を高めて、流れの中からゴールを奪える可能性は極めて低い。想定されるのは日本が押し込まれる展開で、敵のペナルティエリアに侵入するのさえ苦労するはずだ。
徹底したいのは、ゴールへの欲を出して前掛かりになりすぎないこと。相手が前線からプレスをかけてこないようなら攻め急がず、最終ラインやボランチでボールを回して時間を稼ぐのもひとつの手段だろう。
攻め倒すなんて正攻法は捨てるべきだ。いかに賢く守って、いかに賢くボールを回すか、冷静な判断が必要になる。
では、効率良くゴールを奪うためにはどうするか。今の日本でもっとも可能性を感じるのは柴崎岳のセットプレー。3月のウクライナ戦でのアシスト、6月のスイス戦でのCK、パラグアイ戦でクロスバーに直撃したFKやオウンゴールを誘発したCKなど、このMFの右足からチャンスが生まれそうな予感はする。
あとは早いうちにミドルでもなんでもいいから、シュートを打ちたい。打たなければ何も起こらないということを肝に銘じておくべきだ。2点は無理でも、1点を取れるチャンスはあるはず。そこでしっかりモノにするか否かで展開はだいぶ変わってくる。
徹底したいのは、ゴールへの欲を出して前掛かりになりすぎないこと。相手が前線からプレスをかけてこないようなら攻め急がず、最終ラインやボランチでボールを回して時間を稼ぐのもひとつの手段だろう。
攻め倒すなんて正攻法は捨てるべきだ。いかに賢く守って、いかに賢くボールを回すか、冷静な判断が必要になる。
では、効率良くゴールを奪うためにはどうするか。今の日本でもっとも可能性を感じるのは柴崎岳のセットプレー。3月のウクライナ戦でのアシスト、6月のスイス戦でのCK、パラグアイ戦でクロスバーに直撃したFKやオウンゴールを誘発したCKなど、このMFの右足からチャンスが生まれそうな予感はする。
あとは早いうちにミドルでもなんでもいいから、シュートを打ちたい。打たなければ何も起こらないということを肝に銘じておくべきだ。2点は無理でも、1点を取れるチャンスはあるはず。そこでしっかりモノにするか否かで展開はだいぶ変わってくる。
とにかくコロンビアがこの初戦にピークを持ってこないことを願うばかりだ。上位進出を狙うコロンビアと、まずは勝点1の日本とでは設定目標が違う。だとするなら、コロンビアが試運転の状態のまま日本戦に臨むケースもありそうなので、そこに期待したい。
さらに言えば、いくつかの運──例えばコロンビアが決定機を外すなど──に恵まれれば、日本の勝機はより高まるだろう。「運頼み?」と思う方もいるかもしれないが、番狂わせを演じるためにはそういうファクターもかなり重要になってくる。
内容など関係ない。選手たちにとっては、食うか、食われるかのどちらか。それがワールドカップという舞台だ。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
【日本代表PHOTO】SAMURAI BLUEがモルドビア・アレーナで前日会見と練習
【ロシアW杯PHOTO】随時更新!タタールスタン共和国で旨いものを食いまくる!
さらに言えば、いくつかの運──例えばコロンビアが決定機を外すなど──に恵まれれば、日本の勝機はより高まるだろう。「運頼み?」と思う方もいるかもしれないが、番狂わせを演じるためにはそういうファクターもかなり重要になってくる。
内容など関係ない。選手たちにとっては、食うか、食われるかのどちらか。それがワールドカップという舞台だ。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
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