【西野ジャパンのベスト布陣】香川、乾、柴崎、山口…。この11人でコロンビア戦を戦え!!

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2018年06月13日

槙野をチョイスしたのも“柴崎との相性”

柴崎のプレースキックは大きな武器。パラグアイ戦でもそれは証明された。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 4バックは右から酒井宏樹、吉田麻也、槙野智章、長友佑都。ワールドカップという痺れる舞台では経験がモノをいうはずなので、酒井宏、吉田、長友までは決まりか。ただ、酒井宏のコンディションはやや気掛かり。テストマッチ後に足をアイシングしている姿も目撃されているだけに、どこまで復調できるか。
 
 右サイドバックは酒井高徳という選択もある。だが、最近のテストマッチの出来から判断すると、酒井高はレギュラーとしては厳しいか。右サイドバック候補の遠藤航も攻撃面で力不足が否めず、やはり酒井宏樹がベストコンディションになることを願うしかない。
 
 迷ったのは吉田のパートナー。パラグアイ戦で気迫溢れるプレーを見せた昌子源と植田直通も捨て難いが、槙野を選択した。理由は柴崎との“相性”である。
 
 槙野は今年3月のウクライナ戦でセットプレーからゴールを決めたが、その時のキッカーが柴崎だったのだ。貴重な得点源になり得るという意味で、吉田の相棒に選んでみた。
 
 GKは誰になってもさほど変わらないのではないか。川島永嗣にしたのも、単純に経験があるから。東口順昭も中村航輔もパラグアイ戦でそこまでアピールできなかったことを考えると、いわゆる消去法で川島が残る。
 
 ワールドカップを戦ううえで“勢い”は大事。とりわけ中盤から前はそうだ。その意味で長谷部、本田という重鎮ふたりを外す策はさほど驚きに映らないはずである。
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

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