「Kリーグが羨ましいJリーグ」韓国メディアがACL惨敗の日本勢を辛辣批評

カテゴリ:Jリーグ

慎武宏

2018年04月20日

『スポーツ・ソウル』紙はJリーグの出場枠縮小に言及

唯一、グループステージを突破した鹿島も、最終節に敗れて2位に甘んじた。写真:徳原隆元

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 また同記事では、JリーグがACL出場チームに配慮してリーグ戦の試合日程を変更していることや、日本サッカー協会(JFA)がACLで好成績を挙げたクラブに大会賞金とは別にボーナスを支払っていることにも触れ、「それなのにほとんどのチームが脱落しただけに、決まりが悪い」と報じている。
 
 一方、来季から日本勢の出場枠が縮小することに触れたメディアもあった。周知の通り、今季まで本戦3枠、プレーオフ1枠だった日本勢の出場枠は、AFC加盟国のクラブランキングに基づき2019年、2020年大会は本戦2、プレーオフ2となる。前出の『スポーツ・ソウル』は、「5年ぶりに1チームのみがACL16強に進出したJリーグ、今後の出場権縮小を心配」と題した記事で、この変更について説明しながら、「日本はACLにおいて立場がなくなることを心配している」と綴った。
 
 ACLグループステージの結果で明暗が分かれた日本勢と韓国勢。昨年はKリーグ勢が1チームしかグループリーグを突破できなかったが、今回は日本がその憂き目に合うことになってしまったのだからなんとも複雑だ。
 
取材・文●慎武宏(スポーツライター)
 
シン・ムグァン/1971年、東京都生まれ。韓国サッカー取材歴20年。近著に歴代コリアンJリーガーへのインタビュー集『イルボン(日本)はライバルか 韓国人Jリーガー28人の本音』(ピッチコミュニケーションズ)。

情報提供:スポーツ・ソウル
 
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