5月の直前合宿に入って同じ釜の飯を食ったら……。
今回のベルギー遠征2試合を振り返ると、中島の台頭というポジティブなニュースがあったとはいえ、チームとしてはまだまだ完成度の低さが拭えない印象だ。
ただ、僕は日本人という国民の性質上、何かを作り上げるうえで、時間がかかってしまうのはしょうがないと思っている。ひとつのチームを作り上げるにしても、日本の場合は同じ釜の飯を1か月くらい一緒に食っていかないと、いいコンビネーション、いいチームプレーは生まれてこない。昔話だが、メキシコ五輪で銅メダルを取るまでを思い返してみても、やはりそうだったのだ。これは今も昔も変わらない日本のチームの特徴、あるいは本質の部分と言えそうだ。
だから、集まって2、3日後に行なわれたマリ戦は散々な内容だったけど、それもある意味、必然だったのかもしれない。試合後はやれ「監督の指示が…」とか「ロングボールを蹴れと言われた」とか、そんな言い訳のような言葉をいろんな記事で目にしたけど、結局日本人は監督に「これをやれ」と言われると、素直にそればかりやってしまう。大事なのは同じピッチで戦う仲間がどこを見ているのか、何を感じているのかということなのに……。仲間同士のコミュニケーションが十分に図れていないのは明らかだった。
ただ、僕は日本人という国民の性質上、何かを作り上げるうえで、時間がかかってしまうのはしょうがないと思っている。ひとつのチームを作り上げるにしても、日本の場合は同じ釜の飯を1か月くらい一緒に食っていかないと、いいコンビネーション、いいチームプレーは生まれてこない。昔話だが、メキシコ五輪で銅メダルを取るまでを思い返してみても、やはりそうだったのだ。これは今も昔も変わらない日本のチームの特徴、あるいは本質の部分と言えそうだ。
だから、集まって2、3日後に行なわれたマリ戦は散々な内容だったけど、それもある意味、必然だったのかもしれない。試合後はやれ「監督の指示が…」とか「ロングボールを蹴れと言われた」とか、そんな言い訳のような言葉をいろんな記事で目にしたけど、結局日本人は監督に「これをやれ」と言われると、素直にそればかりやってしまう。大事なのは同じピッチで戦う仲間がどこを見ているのか、何を感じているのかということなのに……。仲間同士のコミュニケーションが十分に図れていないのは明らかだった。
ウクライナ戦では、その辺りの整理が多少なりともついたのか、ロングボール一辺倒になるようなことはなかったけど、まだまだ判断は甘い。今度は足もとに意識が行き過ぎて無理なパスを出しては、中盤でカットされる場面が散見された。ただ、合宿開始から1週間、マリ戦に比べたら、チームが同じ方向を向いて戦おうとしているのは感じたよ。
まだまだチームの完成度が低いぶん、5月の直前合宿に入って2週間、3週間と同じ釜の飯を食って日数を重ねたら、どんな風にチームが変化していくのかが楽しみだ。香川や清武、酒井宏など怪我人の復帰も見込まれるし、多くの面で伸びしろを残しているだけに、本大会では興味深いチームに変わっているかもしれないね。
【PHOTO】日本1-2ウクライナ|槙野の同点ヘッドは実らず。欧州遠征は1分1敗…
【PHOTO】リエージュでの生活をカメラマンが切り取る!
【PHOTO】リエージュの美食を紹介。随時更新中!
まだまだチームの完成度が低いぶん、5月の直前合宿に入って2週間、3週間と同じ釜の飯を食って日数を重ねたら、どんな風にチームが変化していくのかが楽しみだ。香川や清武、酒井宏など怪我人の復帰も見込まれるし、多くの面で伸びしろを残しているだけに、本大会では興味深いチームに変わっているかもしれないね。
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