人を魅了し、感動させ、心を豊かにできる人とは?
サッカー選手の場合で考えてみよう。
言い訳にできる材料は決して少なくない……。自分自身ではなく、人のせいにしようと思えば、いくらでも出来てしまうだろう。
監督は? コーチは? フロントは?
グラウンドが、風が、雨が、雪が……。
俺は悪くない。仲間が、相手が、レフェリーが、挙句にはリーグが悪い……。
辛い練習、厳しい練習、理不尽な練習はなるべくやりたくない。
何故こんな練習をするんだ……? 何故、自分を使ってくれないんだ……? 何故? 何故? と人のせい、環境のせい、自分以外の何かに原因を求めてしまう。
もし、チームにこんな考えが蔓延していたとしたら、チームの目標も個人の目標も達成できるわけがない。そんな集団から躍動感や感動などを感じられる訳がない。
最近は努力や根性、地道にコツコツと、なんて言葉は受け入れられないと言う。
でも、きっとそんな人たちが今、目の前で見ている平昌オリンピックの選手たちは皆、努力と根性、精進する心を持って、地道にコツコツとやり、この大きな偉業を成し遂げているのである。
人を魅了し、感動させ、心を豊かにできる人。そうなる人はそういう人なのである。
そういう選手を、ひとりでも多く育てる。それは勝点を多く積み上げるよりも難しく大切なことであり、それが出来れば自ずと勝点は積み上げられ、目標達成へと近づいていく。
平昌オリンピックに一喜一憂し、歓喜、感動しながらも、自分自身にも危機感を抱いている。と同時に、残り種目にも大いに期待し、「日本人」であることを実感したい。
弟のカズが、もう少しで51歳になる。先日、Jリーグで昨年の3月に挙げたゴールがギネス世界記録に認定され、表彰されていた。
カズもタキシードを着てビシッと決めて生まれて来た訳ではない。カズも日々、努力をし、地道なことをコツコツとやって、あの壇上でビシッと決めて表彰されているのである。
当たり前だが忘れてはいけない。
平昌オリンピックの応援は続く!
2018年2月17日
三浦泰年
言い訳にできる材料は決して少なくない……。自分自身ではなく、人のせいにしようと思えば、いくらでも出来てしまうだろう。
監督は? コーチは? フロントは?
グラウンドが、風が、雨が、雪が……。
俺は悪くない。仲間が、相手が、レフェリーが、挙句にはリーグが悪い……。
辛い練習、厳しい練習、理不尽な練習はなるべくやりたくない。
何故こんな練習をするんだ……? 何故、自分を使ってくれないんだ……? 何故? 何故? と人のせい、環境のせい、自分以外の何かに原因を求めてしまう。
もし、チームにこんな考えが蔓延していたとしたら、チームの目標も個人の目標も達成できるわけがない。そんな集団から躍動感や感動などを感じられる訳がない。
最近は努力や根性、地道にコツコツと、なんて言葉は受け入れられないと言う。
でも、きっとそんな人たちが今、目の前で見ている平昌オリンピックの選手たちは皆、努力と根性、精進する心を持って、地道にコツコツとやり、この大きな偉業を成し遂げているのである。
人を魅了し、感動させ、心を豊かにできる人。そうなる人はそういう人なのである。
そういう選手を、ひとりでも多く育てる。それは勝点を多く積み上げるよりも難しく大切なことであり、それが出来れば自ずと勝点は積み上げられ、目標達成へと近づいていく。
平昌オリンピックに一喜一憂し、歓喜、感動しながらも、自分自身にも危機感を抱いている。と同時に、残り種目にも大いに期待し、「日本人」であることを実感したい。
弟のカズが、もう少しで51歳になる。先日、Jリーグで昨年の3月に挙げたゴールがギネス世界記録に認定され、表彰されていた。
カズもタキシードを着てビシッと決めて生まれて来た訳ではない。カズも日々、努力をし、地道なことをコツコツとやって、あの壇上でビシッと決めて表彰されているのである。
当たり前だが忘れてはいけない。
平昌オリンピックの応援は続く!
2018年2月17日
三浦泰年