【U-23】「うずうずしていた」控え組が奮戦!!森保ジャパンが示した成長の跡

カテゴリ:日本代表

川端暁彦

2018年01月17日

選手たちの好プレーを引き出したのは、積極的にチャレンジする姿勢だ!

中盤の底で存在感を見せた伊藤。パスを散らすだけでなく、高い位置で攻撃にアクセントを付けた。(C)Getty Images

画像を見る

 また、伊藤が見せたボランチのダイナミックな攻撃参加も大きな意味がある。守備では5‐4‐1の形で構える森保システムは、攻撃時にどうしても“後ろに重くなる”傾向がある。この解消のためにはバックラインの押し上げを含めて“後ろを軽くする”意識を持つのと同時に、機を見て“前を厚くする”チャレンジも不可欠だ。

 第1戦でディフェンスラインから持ち上がった板倉滉(仙台)がゴールを奪ったプレーもそうだったし、今回の伊藤の攻撃参加もそう。そして、指揮官はこうしたチャレンジに対してネガティブな考えを持っているわけではなく、むしろ高く評価している。
 
 チーム作りの過程として臨んでいる大会だが、森保ジャパンはここまで”勝ちながら育てる”理想的な流れに乗れている。

取材・文●川端暁彦(フリーライター)
【関連記事】
【U-23】森保戦術の"肝"を任されたアタッカー!遠藤渓太のポテンシャルと”化ける”可能性
【U-23】先発11人を全員入れ替えた森保監督 「チームコンセプトを共有したかった」
【U-21代表】三好康児、岩崎悠人らU-23アジア選手権メンバーを発表!! 水戸でブレイクした前田大然を初選出
【U-23】“主将”神谷優太の脳裏に刻まれたあの落選 「東京五輪まで主力で」の決意の裏側
堂安律が振り返る「オランダでの半年」。Jリーグとの違い、通用した武器、凄かった相手…

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ