なぜリーズは井手口陽介を獲得したのか? 強化責任者がその狙いと背景を明かす

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年01月11日

「スペイン2部はチャンピオンシップと似ている」

スペインでの5か月は言わば“準備期間”の位置づけ。リーズの育成戦略が垣間見える。(C)REUTERS/AFLO

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 クルトゥラル・レオネサでのプレーは、井手口をグレードアップさせ、イングランド・フットボールへの順応にも役立つと捉えているようだ。
 
「スペインの2部リーグは激しくぶつかり合うのが特徴的。言ってみればチャンピオンシップと似ていて、ヨウスケにとっては有意義な時間となるはずだ。夏に戻ってきたとき、違和感なくイングランド・フットボールに適応できるだろう。サムエル・サエスを見ればよく分かる」
 
 昨年夏に加入した26歳のFWサエスは、フエスカやヘタフェなどスペインの下部リーグで研鑽を積んだ叩き上げ。新参者ながらイングランド式にすんなり溶け込み、今シーズンはここまで22試合に出場して5得点と、出色の出来でリーズの躍進を支えている。
 
 オルタFDはおよそ1年間に渡って井手口の動向を追ってきたフォロワーで、実現には至らなかったものの、夏も獲得に本腰を入れていた。良き理解者の庇護の下、井手口はひとまず“ラ・リーガ”の舞台で、新たなチャレンジをスタートさせる。
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