「冬に欧州へ旅立ちそうな日本代表5選手」を海外メディアがピックアップ!

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年12月07日

「ナガサワは言わば“ディフェンシブな背番号10”だ」

ACL決勝第2レグで奮迅の働きを見せた長澤(右)。クラブW杯ではどんなパフォーマンスで浦和を救うのか。(C)SOCCER DIGEST

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 4番目は、浦和レッズのアジア制覇に多大な貢献を果たした2列目のアタッカー、長澤和輝だ。かつてドイツのケルンで2年半プレーしているため、欧州移籍が実現すれば“出戻り”となる。
 
「プレースタイルは決して華やかではないものの、彼ほどピッチ上で即効性のある動きをする選手もいないだろう。選手層がすこぶる厚いレッズの攻撃陣において、スタメンの座を奪取するに至ったのがなによりの証だ。言わば“ディフェンシブな背番号10”で、マコト・ハセベのようなポリバレントさもある。適しているのは、フランスのリーグアンだろう」
 
 そして最後が、いまや日本代表の守備センターに欠かせない存在となった昌子源(鹿島アントラーズ)。日進月歩の進化を続けるJ屈指のCBに対しても、賛辞を惜しまない。
 
「強豪アントラーズで足場を固め、この4年間で不動の地位を築いた。そして2017年は日本代表のレギュラーに定着し、新たなビッグステップを踏んだ。パートナーのマヤ・ヨシダも実力に太鼓判を押す総合力の高いCBで、日本国内で最高峰の守備者と言える。彼にはポルトガルのプリメーラ・リーガが向いているのではないだろうか」
 
 ワールドカップ本大会まで7か月という微妙なタイミングなだけに、新天地で適応できるかどうかの懸念を含め、活躍の場を欧州に移すリスクは相当なもの。5人とも近未来の欧州挑戦は意図しているはずだが、やはり来夏のチャレンジスタートが現実的だろうか。
 
 いずれにせよ、土曜日に開幕するE-1東アジア選手権で車屋、井手口、昌子が、クラブワールドカップで長澤がどんなパフォーマンスを披露してくれるのかが楽しみだ。
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