ルヴァン杯敗退から川崎はどう立ち直ったのか? 選手が共通して口にしたのは――

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2017年11月19日

谷口はサポーターへの想いも口にする。

G大阪の守護神・東口のファインセーブに遭い、なかなかゴールは奪えず。ただ、多くのチャンスは作った。(C)SOCCER DIGEST

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 小林も中村と同じ感覚を抱いていたという。
 
「プレッシャーはあまりなかったですね。今日はいろんな攻めができましたし、それは素晴らしい準備ができたからこそ。良いイメージで試合に臨めたのが良かったです」
 
 さらに谷口はルヴァンカップ決勝でともに涙を流したサポーターのためにも戦いたかったと話す。
 
「悔しい想いを晴らすのはサッカーでしかできません。サポーターの方も応援してくれると思いましたし、自分たちが情けないプレーをしていると皆さんに申し訳ない。そこはプロとしてしっかりやらなくちゃいけないとみんな分かっていました。そこを実践できたからこそ勝てたと思います」
 
 残り2戦で鹿島との勝点差は4だ。再び目標に届かない可能性もある。それでも自分たちのスタイルを信じ挑戦し続けることに意味がある――この日の川崎のパフォーマンスからはそんな力強いメッセージが感じられた。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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