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【ベガルタ戦記】渡邉晋の『日晋月歩』|試合巧者への道。セットプレーの成否が勝敗を分ける

カテゴリ:連載・コラム

渡邉 晋

2017年10月26日

リアリティを練習に持たせるために…。

リアリティを練習に持たせるためには、状況を試合に少しでも近付ける必要がある。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 例えばCKの練習をすると、「左右から何本かずつ蹴る」という内容に多くのチームがなるのではないだろうか。そのうち何本かがゴールにつながったとしても、連続して蹴れば、微調整がなされていつかはタイミングが合うのは当たり前だ。
 
 しかし、実際の試合では連続して同じ方向からのCKになるシチュエーションはほとんどない。攻めている流れからCKを獲得し、ゲームが切れて、言葉通りセットしたプレーをする。リアリティを練習に持たせるためには、状況をそれに少しでも近付ける必要がある。
 
 また、新たな刺激を入れられる意味も大きい。シーズンも最終盤を迎えれば、何曜日にどんな練習をするのかというリズムができあがっている。それを敢えて変えることで、より集中力高くトレーニングと向き合えるだろう。
 
 あれだけあったセットプレーを決められるのが試合巧者であり、強者だ。清水戦を含めて残り試合すべてに勝利して勝点50に乗せたかったが、それはもう叶わない。ならば切り替えて、次節からの4試合の全勝(勝点48)を自分たちに課したい。
 
構成●古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)
 
※渡邉監督の特別コラムは、J1リーグの毎試合後にお届けします。次回は10月29日に行なわれる31節・G大阪戦戦の予定。お楽しみに!

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