アルゼンチンの残り2戦は非常に厳しいものに…
ここまでブラジルだけが予選突破を決めている南米で、最も注目を集めているのは、5位に沈んでいるアルゼンチンだ。最後の2連戦は、5日にペルー、10日にエクアドルと対戦する。
ペルーは、得失点の差とはいえ4位につけており、アルゼンチンにとってはホームといえども難しい一戦となるのは必至であり、エクアドル戦は開催地キトの標高(2850メートル)がアウェーチームを苦しめる。
W杯予選でのエクアドル戦の対戦成績は7勝2分け4敗でアルゼンチンが上回っているが、これをエクアドルのホームゲームに絞ると、2勝1分け3敗で負け越している……。
アルゼンチンとしては、ペルー戦には絶対に勝ちたいところだ。ここで順位を上げることで、最終節を幾らか有利な状況で迎えることができるだろう。ちなみにペルーの最終節(10日)は、ホームでのコロンビア戦である(アウェーでは0-2の敗戦)。
またアルゼンチンは、勝点1差の6位につけるチリにも気を付けなければならない。苦戦中の南米王者は、5日にホームでエクアドルと対戦する。アルゼンチンがペルーと引き分ければ、両チームともにチリに追い抜かれる能性もある。ただ、チリは最終節(10日)でブラジルとの一戦を残している……。
現在2位のウルグアイは、ベネズエラ(5日)、ボリビア(10日)という、すでに可能性の潰えた2か国との対戦ということで、ロシア行きのチケットにほとんど手が届いていると言えよう。3位コロンビアの相手はパラグアイ(5日)とペルー(10日)。いずれに対しても先勝しているが、こちらは簡単な戦いではないだろう。
2年余りの戦いを経て、2位ウルグアイから8位エクアドルまでの勝点差がわずか7しか離れていないという大混戦の南米。残り2節では、どんなことも起こり得るだけに、目が離せない。
なお、最終的に5位となったチームは、11月にオセアニア代表のニュージーランドと大陸間プレーオフを戦うこととなる。
続いて中南米では、メキシコがすでに本大会行きを決め、2位のコスタリカも、6日のホンジュラス戦、10日のパナマ戦で勝点1を獲得すれば、予選突破となる。
ストレートインの最後の一枠となる3位は大混戦。勝点10のパナマを、アメリカとホンジュラスが勝点1差で追っている。
6日にはアメリカとパナマが前者のホームで直接対決を行なうが、アメリカはここを乗り切ると、10日の最終節はアウェーゲームながら最下位のトリニダード・トバゴが相手。一方のパナマには、強敵コスタリカとの対戦(ホーム)が待っている。
ホンジュラスにいたってはさらに厳しく、6日にコスタリカ戦(アウェー)、10日にメキシコ戦(ホーム)という厳しい戦いを余儀なくされる。後者の戦いでは、すでに本大会行きを決めているメキシコが、やや力を緩めてくれる可能性がないこともないが……。
いずれにせよ、この争いの趨勢を決するのは、6日のアメリカ対パナマということになりそうだ。なお4位となった国は、11月にアジア第5代表(オーストラリアとシリアの勝者)との大陸間プレーオフに臨む。
最後にアフリカ。こちらは4か国ずつ5つのグループに分かれ、首位チームだけがロシア行きのチケットを手にできるが、まだ予選突破を決めた国はいない。
前述した通り、最終節は11月(6日)に行なわれるが、今月7日に行なわれる5節でナイジェリアはホームでのザンビア戦に勝てば、1試合を残して本大会行きが決まる。またチュニジア、エジプトは、勝利+他チームの結果によって、こちらも歓喜の瞬間を迎えることとなる。
ペルーは、得失点の差とはいえ4位につけており、アルゼンチンにとってはホームといえども難しい一戦となるのは必至であり、エクアドル戦は開催地キトの標高(2850メートル)がアウェーチームを苦しめる。
W杯予選でのエクアドル戦の対戦成績は7勝2分け4敗でアルゼンチンが上回っているが、これをエクアドルのホームゲームに絞ると、2勝1分け3敗で負け越している……。
アルゼンチンとしては、ペルー戦には絶対に勝ちたいところだ。ここで順位を上げることで、最終節を幾らか有利な状況で迎えることができるだろう。ちなみにペルーの最終節(10日)は、ホームでのコロンビア戦である(アウェーでは0-2の敗戦)。
またアルゼンチンは、勝点1差の6位につけるチリにも気を付けなければならない。苦戦中の南米王者は、5日にホームでエクアドルと対戦する。アルゼンチンがペルーと引き分ければ、両チームともにチリに追い抜かれる能性もある。ただ、チリは最終節(10日)でブラジルとの一戦を残している……。
現在2位のウルグアイは、ベネズエラ(5日)、ボリビア(10日)という、すでに可能性の潰えた2か国との対戦ということで、ロシア行きのチケットにほとんど手が届いていると言えよう。3位コロンビアの相手はパラグアイ(5日)とペルー(10日)。いずれに対しても先勝しているが、こちらは簡単な戦いではないだろう。
2年余りの戦いを経て、2位ウルグアイから8位エクアドルまでの勝点差がわずか7しか離れていないという大混戦の南米。残り2節では、どんなことも起こり得るだけに、目が離せない。
なお、最終的に5位となったチームは、11月にオセアニア代表のニュージーランドと大陸間プレーオフを戦うこととなる。
続いて中南米では、メキシコがすでに本大会行きを決め、2位のコスタリカも、6日のホンジュラス戦、10日のパナマ戦で勝点1を獲得すれば、予選突破となる。
ストレートインの最後の一枠となる3位は大混戦。勝点10のパナマを、アメリカとホンジュラスが勝点1差で追っている。
6日にはアメリカとパナマが前者のホームで直接対決を行なうが、アメリカはここを乗り切ると、10日の最終節はアウェーゲームながら最下位のトリニダード・トバゴが相手。一方のパナマには、強敵コスタリカとの対戦(ホーム)が待っている。
ホンジュラスにいたってはさらに厳しく、6日にコスタリカ戦(アウェー)、10日にメキシコ戦(ホーム)という厳しい戦いを余儀なくされる。後者の戦いでは、すでに本大会行きを決めているメキシコが、やや力を緩めてくれる可能性がないこともないが……。
いずれにせよ、この争いの趨勢を決するのは、6日のアメリカ対パナマということになりそうだ。なお4位となった国は、11月にアジア第5代表(オーストラリアとシリアの勝者)との大陸間プレーオフに臨む。
最後にアフリカ。こちらは4か国ずつ5つのグループに分かれ、首位チームだけがロシア行きのチケットを手にできるが、まだ予選突破を決めた国はいない。
前述した通り、最終節は11月(6日)に行なわれるが、今月7日に行なわれる5節でナイジェリアはホームでのザンビア戦に勝てば、1試合を残して本大会行きが決まる。またチュニジア、エジプトは、勝利+他チームの結果によって、こちらも歓喜の瞬間を迎えることとなる。