日本と韓国の試合内容を比較し…。
また、『sportalkorea』は「日本をW杯進出に導いたハリルホジッチ、自ら退任を示唆」とヘッドラインを置いた記事で、ハリルホジッチ監督が日本メディアに明かした「プライベートで大きな問題があった。この試合前にも退任しようかと思っていた」という発言を引用し、家族が末期がんで闘病中だという関係者の証言を紹介しながら、「日本サッカー協会は焦りを募らせている」と締めくくっている。
一方で、こうした日本の快勝とは対照的に、韓国は同日にソウルで行われたイラン戦でスコアレスドローに終わり、いよいよ崖っぷちに立たされることになった。もしも9月5日のウズベキスタン戦で敗れた場合には、イラン対シリアの結果次第ではそのまま予選敗退の可能性すら生まれてしまった。
日本とは明暗がはっきり分かれたわけだが、『イルガン・スポーツ』も「“ロード・トゥ・ロシア”同じ山場で異なる結果を生んだ韓国と日本」とタイトルを置き、日本は永遠の隣国でありライバルだとしながら、「よりによって韓国がイランとスコアレスドローに終わったこの日、同じような峠を迎えていた日本はオーストラリアに2-0で完勝し、Bグループで最初に本戦行きを確定した」と嘆き、「同じ日に同じ山場を迎えた両国の運命は、この日の試合ひとつで大きく変わった」と悔しさを滲ませている。
「韓国と異なる日本サッカー、主軸を抜いても早期確定」と見出しを打って、日本と韓国の試合内容を比較したのは『ブリッジ経済』だ。
記事では、韓国はキ・ソンヨンを除けば欧州で活躍する主力級の選手が全員出場したにもかかわらず、数的優位も作れず攻撃の流れも掴めなかったとしながら、「日本は違った」と断言。「主軸選手たちが出場しなかった日本は、粘り強さと体力を生かしてオーストラリアを圧倒し、2-0という貴重な結果をもたらした」と分析している。
不甲斐ない結果に終わった韓国を横目に、早々とロシア行きを決めた日本。まさに両国の運命が行き違った一日だったが、果たして韓国は日本を追いかけることができるだろうか。
文:慎 武宏(スポーツライター)
シン・ムグァン/1971年、東京都生まれ。韓国サッカー取材歴20年。近著に歴代コリアンJリーガーへのインタビュー集『イルボン(日本)はライバルか 韓国人Jリーガー28人の本音』(ピッチコミュニケーションズ)。
【PHOTO】日本×オーストラリアの美女サポーターたち♥
一方で、こうした日本の快勝とは対照的に、韓国は同日にソウルで行われたイラン戦でスコアレスドローに終わり、いよいよ崖っぷちに立たされることになった。もしも9月5日のウズベキスタン戦で敗れた場合には、イラン対シリアの結果次第ではそのまま予選敗退の可能性すら生まれてしまった。
日本とは明暗がはっきり分かれたわけだが、『イルガン・スポーツ』も「“ロード・トゥ・ロシア”同じ山場で異なる結果を生んだ韓国と日本」とタイトルを置き、日本は永遠の隣国でありライバルだとしながら、「よりによって韓国がイランとスコアレスドローに終わったこの日、同じような峠を迎えていた日本はオーストラリアに2-0で完勝し、Bグループで最初に本戦行きを確定した」と嘆き、「同じ日に同じ山場を迎えた両国の運命は、この日の試合ひとつで大きく変わった」と悔しさを滲ませている。
「韓国と異なる日本サッカー、主軸を抜いても早期確定」と見出しを打って、日本と韓国の試合内容を比較したのは『ブリッジ経済』だ。
記事では、韓国はキ・ソンヨンを除けば欧州で活躍する主力級の選手が全員出場したにもかかわらず、数的優位も作れず攻撃の流れも掴めなかったとしながら、「日本は違った」と断言。「主軸選手たちが出場しなかった日本は、粘り強さと体力を生かしてオーストラリアを圧倒し、2-0という貴重な結果をもたらした」と分析している。
不甲斐ない結果に終わった韓国を横目に、早々とロシア行きを決めた日本。まさに両国の運命が行き違った一日だったが、果たして韓国は日本を追いかけることができるだろうか。
文:慎 武宏(スポーツライター)
シン・ムグァン/1971年、東京都生まれ。韓国サッカー取材歴20年。近著に歴代コリアンJリーガーへのインタビュー集『イルボン(日本)はライバルか 韓国人Jリーガー28人の本音』(ピッチコミュニケーションズ)。
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