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タイプ別に見る“なでしこ”の後継者たち―東京五輪の金メダルを託されるU-17女子代表の逸材

カテゴリ:日本代表

西森彰

2014年04月07日

熊谷、川澄の後継者候補

市瀬菜々 (C) Getty Images

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松原志歩 (C) Getty Images

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【ボランチとCB兼務の「ポスト熊谷紗希」】
市瀬菜々 Nana ICHISE
(DF/常盤木学園高校)

ビルドアップ時の落ち着きだけでなく、読みの良さも一級品。ボールホルダーに襲いかかり、一気に奪いきる。常盤木学園ではボランチを務め、代表ではCBというプロフィールに、同校の先輩・熊谷紗希(リヨン)を連想する人も多いのではないだろうか。2008年のU-20女子W杯でフル出場を果たした熊谷は、3年後のドイツ女子W杯で金メダルを手にして、欧州リーグに羽ばたいていった。今大会でチーム唯一の6試合フル出場を果たし、金メダルを手に入れた市瀬も、未来への可能性を大きく広げている。

【左右を問わない「ポスト川澄奈穂美」】
松原志歩 Shiho MATSUBARA
(DF/セレッソ大阪堺レディース)

もともとサイドバックでのプレーが多かったが、積極的なプレーを買われたか、今大会のリトルなでしこではサイドハーフも務めた。後ろから前のポジションへのコンバートは、女子代表では非常に珍しいケースだ。決勝戦では思い切ったミドルシュートで“セレ女”の同僚・西田明華の先制点をお膳立てし、遠藤優(浦和レッドダイヤモンズレディースユース)が負傷退場すると、一列下がってその穴を埋めた。川澄奈穂美(シアトル・レイン)、有吉佐織(日テレ・ベレーザ)のように、左右を問わずプレーできるのも特徴だ。

文:西森彰
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