「本田圭佑は少し…」イタリア人監督が日本人選手を語る

カテゴリ:海外日本人

白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)

2017年08月16日

古巣インテルの選手である長友については…。

マンドルリーニ氏は日本での仕事を望み、今回はJ1とJ2の5試合を観戦した。

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 一方、イタリア8年目を迎える長友佑都に関して聞くと、自身の古巣であるインテルの選手ということもあってか、顔がほころんだ。
 
「長友は今やインテルのカピターノ(キャプテン)みたいだね(笑)。選手からもスタッフからも評価されているよ。真面目で明るいし、その点もすごく好まれている」
 
 長友は今夏も放出要員に挙げられ、ダウベルト(←ニース)というライバルが加入。それでもプレシーズンで猛アピールし、ルチアーノ・スパレッティ新監督から一定の評価を勝ち取っている。そんな後輩をマンドルリーニ氏は、性格も含めてインテルに馴染んでいると語った。
 
 取材時は、浦和vs大宮(8月5日)と神戸vs鹿島(8月9日)を視察した直後。浦和の関根貴大がインゴルシュタット(ドイツ2部)に移籍したことを告げると、「たしかに良い選手だった」と目を細めた。
 
「パーソナリティーがあるね。攻撃はもちろん、守備もそこそこ上手い。セリエAでも通用するかもね。ただ、イタリアはルーツ的に南米との繋がりが強いし、外国人枠の問題がある。だから今の日本人選手はみんなドイツに行くのだろう(ブンデスリーガは外国籍選手の登録制限がない)」
 
 視察した2試合で他に気になった選手を聞くと、FW金崎夢生、DFの昌子源と植田直通という鹿島の3選手の名前を挙げた。
 
「金崎はあまり後ろに下がらず、常に敵ディフェンスラインの裏を狙っていた。それが2ゴールという結果に繋がっていたと思う。逆にポドルスキは下がり過ぎて、ゴールから遠い位置でプレーしていた。鹿島はCBも優秀だね。2人とも落ち着いていたし、ボール捌きも安定していた」
 
 マンドルリーニ氏は「日本人選手はテクニックの基礎はあるが、インテンシティーがやや足りない。練習で改善できる部分だし、私ならそれをトレーニングできる」と語り、Jリーグでの仕事にかなり意欲的。声を掛けるクラブは現われるか?
 
取材・文:白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)
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