「同世代は意識していない」「目指すのはもっと上」。その言葉からは、負けん気の強さと深い自信が垣間見える。
むしろサイドバックとして守備は攻撃よりも重要で、「軽い失点や連係ミスでの失点は今後修正しないといけない」と、厳しい表情を見せる。
もちろん課題もある。
ややボールを持ち過ぎる時があり、周囲を上手く使っていくなどメリハリをつけることができれば、もっとチャンスを作れるだろう。また、小林監督が「サイドからの質を上げていかないといけない」というようにクロスの質を上げていかないといけない。
C大阪戦もアシストにつながるクロスを入れたかと思いきや、ボワーンと山なりのクロスを入れたり、ニアに引っ掛かっていたりしていた。得点の可能性のあるクロスを入れる確率を高め、クロスの種類を増やしていくことができれば、より結果を残せる選手に成長し、相手の脅威になっていくだろう。
松原は、リオ世代だ。
リオ世代では、すでに久保裕也、浅野拓磨、井手口陽介らが日本代表入りを果たしている。松原は、過去、カテゴリー別の代表には縁がなかったが同世代に負ける気はない。
「俺は代表に入っていませんけど、見据えている先はもっともっと上なんで同年代は意識していないです。俺はどんどん上にいって松原后っていう存在を大きくし、左サイドバックとして代表でプレーできるようになりたいです」
そう言う表情からは、負けん気の強さと自分への深い自信を垣間見ることができる。
まだ20歳、182センチと身体が大きく、スピードもある。気持ちが強く、海外での試合に向いているタイプ。清水のレジェンドのひとりでスケールの大きなサイドバックだった市川大祐を越え、日本代表にという期待も大きい。今のままあまり丸くならず、プレーも言葉も気持ちもギラギラしたまま、左サイドを駆けるように伸びてほしい。
取材・文:佐藤俊(スポーツライター)
もちろん課題もある。
ややボールを持ち過ぎる時があり、周囲を上手く使っていくなどメリハリをつけることができれば、もっとチャンスを作れるだろう。また、小林監督が「サイドからの質を上げていかないといけない」というようにクロスの質を上げていかないといけない。
C大阪戦もアシストにつながるクロスを入れたかと思いきや、ボワーンと山なりのクロスを入れたり、ニアに引っ掛かっていたりしていた。得点の可能性のあるクロスを入れる確率を高め、クロスの種類を増やしていくことができれば、より結果を残せる選手に成長し、相手の脅威になっていくだろう。
松原は、リオ世代だ。
リオ世代では、すでに久保裕也、浅野拓磨、井手口陽介らが日本代表入りを果たしている。松原は、過去、カテゴリー別の代表には縁がなかったが同世代に負ける気はない。
「俺は代表に入っていませんけど、見据えている先はもっともっと上なんで同年代は意識していないです。俺はどんどん上にいって松原后っていう存在を大きくし、左サイドバックとして代表でプレーできるようになりたいです」
そう言う表情からは、負けん気の強さと自分への深い自信を垣間見ることができる。
まだ20歳、182センチと身体が大きく、スピードもある。気持ちが強く、海外での試合に向いているタイプ。清水のレジェンドのひとりでスケールの大きなサイドバックだった市川大祐を越え、日本代表にという期待も大きい。今のままあまり丸くならず、プレーも言葉も気持ちもギラギラしたまま、左サイドを駆けるように伸びてほしい。
取材・文:佐藤俊(スポーツライター)