【浦和】目を疑った「アイコンタクト失敗」。一体どっちが悪い?

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2017年08月06日

宇賀神は「セットしたあとロングボールばかりになっていたので…」。

またも…マテウスに決められてしまった。写真:サッカーダイジェスト写真部

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 宇賀神は1プレーずつ反省するように語った。
 
「セットしたあとロングボールばかりになっていたので、僕の意識としては、早めにリスタートして、後ろで一旦しっかりつなごうと……。だから早く切り替えて始めようとした。(遠藤)航のほうを一瞬見て、その時は大丈夫だと思ったけど、出した時には見ていなかった。そこは本当にイージーなミスだった」
 
 浦和の背番号3は、悔やんでも悔やみきれない様子だった。
 
「(課題だった)守備の部分はある程度改善されたが、そこに意識を持っていきすぎて、もう少し魅力的な攻撃をしていかなければならない。僕みたいにイージーな失点がなければ、勝点を積み上げられる。その手応えは感じられる試合になった」
 
 あまりに単純なミス。アイコンタクトをしたはずだったという思い違い。遠藤がボールから目を離していたというのも、現在のチーム状態から考えれば、絶対にしてはいけなかった「油断」になるだろう。

 堀新体制を白星で飾ることはできなかった。ここから浮上するためには、まずはそういった心の隙であり甘さを徹底して払拭したい。
 
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)

槙野の出場停止もあり、宇賀神は左ストッパーで先発。好パフォーマンスを見せていただけに、あの失点シーンはもったいなかった。写真:サッカーダイジェスト写真部

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