「マイナスをプラスに持っていけるようにしなければ先はない」。
今大会の長崎県予選は、準決勝からの参戦だった。U-19日本代表の海外遠征があったからで、今季は春先から年代別代表とチームを絶えず行き来する多忙な日々を送ってきた。疲労はピークに達していたはずだが、「言い訳にはならない。休みなんて基本ないんですよ」と気丈に語り、チームの勝利のために邁進してきた。鋼のメンタリティーを持つ男だ。
「チームとしても個人としても全国で戦って課題は見つかったと思う。強いチームはこういうとこで負けない。なんだかんだで必ず勝ち上がって、残っていくんだとよく分かった。チームがさらに成長するためにはこの夏が山場と思うので、しっかり取り組みたい。プリンスリーグ(九州)で結果を出して、選手権につなげる。優勝を目ざして。絶対に獲りたいです」
安藤自身も大きな目標を定めている。高卒でのプロ入りだ。そのための課題克服にも、真摯に取り組むという。
「プロになりたいって気持ちは強い。だからそのためになにが必要なのかをよく考えて、日々の練習に取り組みます。自分は足下で受けるより、裏に抜けて受けるほうが得意なんですけど、そうしたマイナスをプラスに持っていけるようにしなければ先はないと思う。フォワードはボールを失わないことがなにより大事ですから。自分次第で、変われると思ってます」
力強くそう語り、前方を見据えた安藤瑞季。集大成の選手権でその熱き魂を昇華させるべく、図抜けたゴールセンスにさらなる磨きをかける。
取材・文:川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)
「チームとしても個人としても全国で戦って課題は見つかったと思う。強いチームはこういうとこで負けない。なんだかんだで必ず勝ち上がって、残っていくんだとよく分かった。チームがさらに成長するためにはこの夏が山場と思うので、しっかり取り組みたい。プリンスリーグ(九州)で結果を出して、選手権につなげる。優勝を目ざして。絶対に獲りたいです」
安藤自身も大きな目標を定めている。高卒でのプロ入りだ。そのための課題克服にも、真摯に取り組むという。
「プロになりたいって気持ちは強い。だからそのためになにが必要なのかをよく考えて、日々の練習に取り組みます。自分は足下で受けるより、裏に抜けて受けるほうが得意なんですけど、そうしたマイナスをプラスに持っていけるようにしなければ先はないと思う。フォワードはボールを失わないことがなにより大事ですから。自分次第で、変われると思ってます」
力強くそう語り、前方を見据えた安藤瑞季。集大成の選手権でその熱き魂を昇華させるべく、図抜けたゴールセンスにさらなる磨きをかける。
取材・文:川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)