【岩本輝雄のオタクも納得!】宙ぶらりんで中途半端――だからアントラーズは手強い

カテゴリ:連載・コラム

岩本輝雄

2017年07月06日

勝つために何をすべきか。それが徹底されていて、ブレがない。

したたかに守りつつ、「取れる」と判断した時のスピードは抜群。個々の球際も強かった。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

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 アグレッシブさに欠けるわけではないけど、なんでもかんでも食いついて奪おうとしない。でも、「取れる」と判断した時のスピードは抜群。相手のミスは逃さないし、そういう“したたかさ”がアントラーズにはある。
 
 ゲームの運び方というか、時間の使い方も上手かった。3-2になったら、とにかく相手の両SBの裏を突く。余計なことはしない。シンプルに長いボールを入れて、相手を後ろ向きにさせる。勝つために何をすべきか。それが徹底されていて、ブレがない。
 
 細かい部分だけど、アントラーズは他のクラブと比べても球際が強い。そういう一つひとつのところで差が出て、最終的に勝利につなげる。
 
 シーズン途中で監督が交代したけど、アントラーズはやはり手強い。新たに指揮を執ることになった大岩監督は、僕と同じ72年生まれの同級生。頑張ってほしいね!
 
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