J１リーグ15節
ヴァンフォーレ甲府－柏レイソル
６月17日（土）／19:00／山梨中銀スタジアム
 
柏レイソル
今季成績（14節終了時）：１位　勝点30　10勝０分４敗　22得点・13失点
 
【最新チーム事情】
●10日に行なわれたU-18とのトレーニングマッチは３-０の勝利。
●キャンプ中に負った左大腿二頭筋の肉離れで、戦列を離れていたユン・ソギョンが完全合流。
●中村が日本代表の遠征から帰還。出場機会はなかったものの、下平監督によれば「大きな刺激を受けて帰ってきた」ようだ。本人も再び招集されるために「これまで通りチームで好成績を残していく」と意気込む。
 
【担当記者の視点】
　前節の浦和戦に勝利して、90分間におけるクラブ記録タイとなるリーグ８連勝（1996年シーズンの12連勝がクラブのリーグ最多連勝記録だが、この年は引き分けがなく、90分間で決着がつかない場合、Vゴール方式による延長戦、その後PK戦で勝敗を決めていた。90分間の勝利に限れば、その時は８連勝だった）。ただ、選手たちは記録をさほど意識しておらず、「目の前の試合に勝つことが重要」（大谷）と、これまでどおりの姿勢を貫く。
 
　代表ウィークで試合のなかった先週も、８連勝中に見えた課題の修正に取り組み、そのうえで甲府の対策を入念に進めてきた。
 
　アカデミー出身選手は、かつての恩師である敵将の吉田達磨監督（03年から09年まで柏の下部組織を指導し、15年にはトップチームを指揮）に「成長した姿を見せる」と言い、クリスティアーノと伊東は古巣への恩返しを誓う。因縁浅からぬ対戦で、クラブ新記録となる９連勝を狙う。