久保も持ち味を発揮できず。
また久保はイラク戦で通常の右サイドではなく左サイドでプレー。慣れないポジションに戸惑った印象で、終盤には足を痛めるも、交代枠を使い切っていたため、そのままプレーを続ける一幕もあった。本人は「守備に追われて攻撃の部分で何も出せずに終わった」と試合を振り返る。
3人の出来を総合的に見れば、遠藤はまずまずのパフォーマンスも、アクシデントがあったとはいえ井手口と久保は、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の評価を大きく上げるには至らなかったと言える。
また、若い世代の選手たちのプレーに関しては、本田圭佑がこんなコメントも残している。
「(監督の言葉を)若い選手は素直に聞きすぎてしまう。上手く消化できていない。(ピッチのなかで自由にやって良いのは)当然。監督もそれはやって良いと言っている。ただ、そこの整理を上手くできず、こういう試合で自分の持っている力の半分を出せずにいる」
世代交代のためには、今後もリオ五輪世代の台頭は欠かせない。スタメンには3人とは言わず、さらなるメンバーが加わるべきだろう。しかし、最終予選の残りの2試合(8月31日/対オーストラリア[ホーム]、9月5日/対サウジアラビア[アウェー])は、ワールドカップへ出場するために相当なプレッシャーがかかるゲームとなる。
そうした大舞台でリオ五輪世代が輝けるのか。今回のイラク戦がひとつの契機になることを願いたい。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
【イラク 1-1日本 PHOTO】後半に追いつかれドロー…大迫の先制点を守り切れず
【PHOTO】日本代表戦の美女サポーターたち♥
3人の出来を総合的に見れば、遠藤はまずまずのパフォーマンスも、アクシデントがあったとはいえ井手口と久保は、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の評価を大きく上げるには至らなかったと言える。
また、若い世代の選手たちのプレーに関しては、本田圭佑がこんなコメントも残している。
「(監督の言葉を)若い選手は素直に聞きすぎてしまう。上手く消化できていない。(ピッチのなかで自由にやって良いのは)当然。監督もそれはやって良いと言っている。ただ、そこの整理を上手くできず、こういう試合で自分の持っている力の半分を出せずにいる」
世代交代のためには、今後もリオ五輪世代の台頭は欠かせない。スタメンには3人とは言わず、さらなるメンバーが加わるべきだろう。しかし、最終予選の残りの2試合(8月31日/対オーストラリア[ホーム]、9月5日/対サウジアラビア[アウェー])は、ワールドカップへ出場するために相当なプレッシャーがかかるゲームとなる。
そうした大舞台でリオ五輪世代が輝けるのか。今回のイラク戦がひとつの契機になることを願いたい。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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