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【ブンデス日本人の現地評】香川と大迫は最高評価でベスト11、クラブの伝統を守った酒井だが採点は…

カテゴリ:海外日本人

山口裕平

2017年05月23日

「“致死的なパス”と呼ばれるパスでチャンスを演出した」大迫

多くの称賛を受けた大迫。四半世紀ぶりに欧州カップ戦の出場権を勝ち取ったのだから、それも当然だろう。ちなみに1991-92シーズンといえば、あのピエール・リトバルスキーが在籍していた頃だ。 (C) Getty Images

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 一方、地元紙『WAZ』の採点は2点に止まったが、「この日本人は試合を通して、ブレーメン守備陣のなかで独楽のように美しく舞った。その結果、多くの素晴らしいアクションを見せ、全盛期の頃のようなコンビネーションで見応えのある1-1とするゴールをアシストした」と好意的だった。

 2トップの一角として先発した大迫は、終了間際に今シーズン7点目となる追加点をマーク。マインツに2-0で勝利したケルンは5位に浮上し、実に25年ぶりとなる欧州カップ戦(ヨーロッパリーグ)出場権を手にした。

『ビルト』はチーム最高タイとなる2点を付け、「大迫が、ケルンの欧州への夢を現実にする」(電子版)という見出しを付けた『キッカー』はチーム最高タイとなる1.5点を与え、今シーズン3度目のベスト11に選出した。

 地元紙『エクスプレス』は出場全選手に1点を付け、大迫については「幾つかのチャンスがあり、良い攻撃を導いた」と簡単に記している。

「驚きのハインツと大迫」と題した記事で採点・寸評を掲載した地元紙『ケルナー・シュタットアンツァイガー』は1.5点の採点とともに、以下のように大迫を褒め称えた。

「この日本人は何度もボールを前に供給し、“致死的なパス”と呼ばれるパスで、幾つものチャンスを演出した。幾つか誤った判断もあったが、後頭部でヘクターの先制点をアシストすると、自身で決定的なゴールを決めた」

 敗れたマインツの武藤は62分から途中出場。『ビルト』の採点は4点で、『キッカー』は出場時間が短かったため採点がなかった。

文:山口 裕平

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