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呂比須監督が会見で明かした新潟との浅からぬ”縁”。チームについては「集中力に問題があるのでは」と指摘

カテゴリ:Jリーグ

大中祐二

2017年05月16日

堅守と速いカウンターを取り戻すために、システム変更も視野に。

最初のトレーニングでは、4-2-3-1を想定したボールトレーニングを実施した。写真:大中祐二

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 3つの条件を満たす存在として大役を引き受けた呂比須監督は、会見前日の11節・浦和戦を視察。開始3分で先制しながら、前半のうちに5失点し、結局1-6で惨敗したホームゲームで、3万人を越えるサポーターが最後までチャントを歌い続け、応援する光景に、「サッカーに携わって34年になるが、初めての光景。感動した」と、改めてその声援に結果で応える覚悟を強めたようだ。
 
 浦和戦を視察して見えたチームの問題点については、「これまでのトレーニングを私は知らないので、何か言うのは難しい」とした上で、「リーグ戦11試合、すべてインターネットで見ている。簡単な失点、同じような失点をするのは、集中力にひとつの問題があるのでは」と指摘した。
 
 4日間の練習で初戦のホーム、12節・札幌戦を迎える。「短いですね(笑)。でもブラジルではシーズン途中で監督になって、一度も練習せずに、会見翌日、選手の名前も覚えていないのに試合をやったこともあった。当然負けたし、練習しなければ勝てないということを学んだ(笑)」。
 
 呂比須監督自身が新潟のイメージとして持っているという、堅守と速いカウンターを取り戻すために、システム変更も視野に入れている。
 
 実際、最初のトレーニングセッションとなった会見翌日の午前練習では、これまでの4-4-2ではなく、4-2-3-1を想定したボールトレーニングを実施。「(降格の)リスクがないのは勝点38か39。残り23試合で12勝するのは簡単ではないが、頑張りたい」という新指揮官に率いられ、チームのリスタートが切られた。
 
取材・文:大中祐二(ライター)
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