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【清水】「精神的な脆さ」を露呈した仙台戦の惨敗。小林監督が洩らした「なめてるな」の真意とは

カテゴリ:Jリーグ

前島芳雄

2017年05月02日

過信でも過小評価でもない“本物の自信”をつかめるか。

「良い教訓になればと思っています」。小林監督はそう振り返り、前を向いた。写真:田中研治

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「精神論で片づけたくはないけど、(全体的に)足が止まったし、絶対に点を取らなければという勢いもなかった。失点した後に自分たちの精神的な脆さが出るところを、今日はすごく感じました」とキャプテンの鄭も悔しさを滲ませる。
 
 攻撃でも、チアゴ・アウベス(62分)、ミッチェル・デューク(72分)、村田和哉(79分)と、それぞれ強力な武器を持つ攻撃のカードを投入したが、逆に個人プレーが多くなって攻めが単発になり、恐さを増すことはできなかった。
 
 最後は仙台に余裕を持ったまま守り切られ、開幕戦以来の無得点で完敗。ゴールデンウィーク中の1万5千人を越える観客の前で、清水は結果的に今季最悪のゲームを見せてしまった。
 
 前節までは3勝2分3敗という成績ながら、J1復帰1年目のスタートとしては手応えのある戦いを見せていた。選手たちの中に「J1でもやれる」という自信が少しずつ高まっていた。
 
 そんな中での今回の負け方。「なめてるなというところが早いうちに来たのは良かった。良い教訓になればと思っています」(小林監督)という部分が、唯一次につながる要素だった。
 
 だが、ここで自信を失ってしまうのも良くない。自分たちができることと足りないことの両方を冷静に認識し、過信でも過小評価でもない“本物の自信”をつかむことは本当に難しい。リーグ戦の4分の1を過ぎたところで、それをあらためて痛感させられた。
 
取材・文:前島芳雄(フリーライター)
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