【大宮】目前に迫った“さいたまダービー”に懸ける想い(大前元紀、塩田仁史編)

カテゴリ:Jリーグ

古田土恵介(サッカーダイジェスト)

2017年04月29日

「34分の1ではないし、ただの勝点3でもない」(塩田)

「プライドを持って戦い続けることが大切」と塩田(21番)。同じさいたま市に本拠地を構えるクラブ同士の一戦に燃えている。写真:川本 学

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塩田仁史選手
 
――“さいたまダービー”が迫ってきました。
 
 渋谷(洋樹)監督も言っていますが、「普段のリーグ戦とダービーは別」という気持ちは全員が持っているはず。同じさいたま市に本拠地を構えるクラブ同士の直接対決ですからね。現在の順位を度外視して、「浦和に負けたくない」という気持ちを前面に出して戦いたい。
 
――ダービーでの勝利は「特別」です。
 
 そのとおりです。34分の1ではありませんし、ただの勝点3でもありません。今のチーム状態からすれば、かなり難しいゲーム展開になるとは思います。それでも、プライドを持って戦い続けることが大切。今季はサポーターの方々に勝利を届けられていないので、ダービーでそれをできるように全力を尽くすだけです。
 
――難しい試合になると予想されます。
 
 G大阪戦は前と後ろの距離感が遠くて、布陣が間延びしてしまいました。浦和戦では、意思統一が明確にやれるとは考えています。堅いゲームにできればな、と。
 
――相手はJリーグで最も攻撃力の高いチームです。
 
 8節・札幌戦を映像で確認しましたが、ほぼ全員が引いて守っていた相手を崩していましたね。単純に「凄いな」と。参考になるのは7節・FC東京戦ですかね。プレッシャーを掛けにいく場面と引く場面を上手く分けていたように見えました。
 
 また、相手に高い位置でボールを保持された時には中盤の選手も引いて、ペナルティエリアに8人ほど入って守っていたシーンもあった。良い状態で浦和にボールを持たれたら、そのくらいハッキリと守備に重心を置かないと簡単にゴールを奪われてしまいます。
 
取材・文:古田土恵介(サッカーダイジェスト編集部)
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