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【川崎】4トップへ変化する新システムで手に入れた大きな1勝。これが“鬼木フロンターレ”の最適解か?

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2017年03月11日

今後も試行錯誤は続くだろう。

柏戦では阿部(左)や小林ら攻撃陣が機能。ここに家長が加われば、さらに可能性は広がりそうだ。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 ただ、「レイソルがつないでくるチームだったというのはある。蹴ってくるチームだったらまた違う。そこはチームとしていろんな相手と戦って選択肢を増やしていくことが大切」(中村)という点も留意しておかなくてはいけない。
 
 阿部も「(ポジションを)固定するよりいろんなパターンがあった方が相手も嫌だと思う」と語る。
 
 柏戦は会心の勝利だったが、この日のシステムが“新生フロンターレ”の最適解だと結論付けるのは時期尚早ということだろう。
 
 さらに対戦相手との組み合わせだけでなく、現在は負傷している家長が戦列復帰すれば、彼を組み込んだ形も模索しなくてはいけない。それだけに鬼木フロンターレの試行錯誤は今後も続きそうだ。ただし「成功体験ができた」(中村)のは極めて大きい。
 
 これまでは生みの苦しみを味わうかのように、もどかしい内容が続いたが、柏戦で納得のパフォーマンスを見せられたことでチームは前へ進める。
 
 一歩一歩確実に歩みながらシーズンの終盤に向かってベストな態勢を整える――。これが今の川崎にとって必要なことなのだろう。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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