【SD調査隊】“浪速の黒豹”エムボマはいま~息子の「ケンジ」はパリSGの下部組織に在籍

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年02月20日

代理人業、会社経営、解説業などマルチに活躍。

アフリカではどの国に行っても大人気だ。欧州との“架け橋”になっている。(C)Getty Images

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 1970年11月15日生まれのエムボマ。現在は主にアフリカ出身選手の代理人業務をこなしながら、自身の投資関連の会社で代表を務め、解説者としても活躍している。
 
 週末はよくリーグ・アンの会場に足を運んでおり、先日の26節(2月17日)のバスティア対モナコ戦では、生放送中に実況アナウンサーが「パトリック・エムボマが来ていますね」と紹介していた。相変わらず知名度が高いようだ。
 
 ワールドカップやヨーロッパ選手権、アフリカ・ネーションズカップなど国際大会のときには、フランスの『カナルプリュス』をはじめ『ユーロスポーツ』など大手テレビ局、ラジオ局で解説を担当。軽快な口調とインテリジェンス溢れる分析に定評があり、人気を博している。
 
 先のネーションズカップでは、テレビ解説者として開催国のガボン入りし、15年ぶり5回目となる母国カメルーンの優勝に熱狂。「(エジプトとの)美しいファイナルをモノにした。私がいた02年大会のチームよりまとまりがある印象だし、ロシア・ワールドカップでの若き“獅子たち”の奮闘に期待しようじゃないか」と語った。
 
 余談だが、エムボマは大の親日家で、02年1月に誕生した三男坊に「健志(ケンジ)」という名を付けたことでも有名だ。イスラエル出身の妻ギラさんとの間に産まれたケンジ・エムボマくんは、いま15歳。父も在籍したパリ・サンジェルマンの下部組織で研鑽を積んでいる。こちらは、技巧に長けた攻撃的ミッドフィルダーとのことだ。
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