年間8万キロの走行距離で得た欧州サッカーの知見。
個人的な役割については、昨シーズンと変わっていない。アシスタントコーチとしてトップチームのトレーニングをサポートすることが主な日課。昨シーズンからの変化を挙げるとしたら、スカウティング活動の範囲、回数が広がったこと。オランダ、ドイツはもちろん、先月はベルギーで行なわれたNACブレダのトレーニングマッチのスカウティングにも足を運んだ。
プライベートでも、オランダリーグ、イングランド(QPR、レスター、リバプール)、バルセロナ、ドルトムント、シャルケ、レアル・マドリーなど、数え上げたらキリがないくらいに毎週、なにかしらヨーロッパの試合をライブ観戦している。試合後の監督会見、コメントもできる限り聞くように心がけている。それは自分にとって本当に大きな学びとなっている。
プライベートでも、オランダリーグ、イングランド(QPR、レスター、リバプール)、バルセロナ、ドルトムント、シャルケ、レアル・マドリーなど、数え上げたらキリがないくらいに毎週、なにかしらヨーロッパの試合をライブ観戦している。試合後の監督会見、コメントもできる限り聞くように心がけている。それは自分にとって本当に大きな学びとなっている。
スカウティング活動は基本的に車で移動している。気づけば1年間の走行距離は8万キロを超えていた。先日、車が故障してしまい新しくしたけれど、2か月も経たないうちに、すでに走行距離メーターは1万4千キロ近くになっている。走行距離の長さは、スカウティングやヨーロッパのサッカー文化を通して得た、経験・知識の蓄積量だとも思っている。
間違いなく“見る眼”は養われる。本場ヨーロッパのサッカーと日本のサッカー。それぞれのことをもっと深く理解できるようになって、いつか監督としてクラブを指揮したい。
■プロフィール
藤田俊哉(ふじた・としや)/1971年10月4日生まれ、静岡県出身。清水市商高-筑波大-磐田-ユトレヒト(オランダ)-磐田-名古屋-熊本-千葉。日本代表24試合・3得点。J1通算419試合・100得点。J2通算79試合・6得点。J1では、ミッドフィルダーとして初めて通算100ゴールを叩き出した名アタッカー。2014年からVVVフェンロのコーチとして指導にあたっている。
間違いなく“見る眼”は養われる。本場ヨーロッパのサッカーと日本のサッカー。それぞれのことをもっと深く理解できるようになって、いつか監督としてクラブを指揮したい。
■プロフィール
藤田俊哉(ふじた・としや)/1971年10月4日生まれ、静岡県出身。清水市商高-筑波大-磐田-ユトレヒト(オランダ)-磐田-名古屋-熊本-千葉。日本代表24試合・3得点。J1通算419試合・100得点。J2通算79試合・6得点。J1では、ミッドフィルダーとして初めて通算100ゴールを叩き出した名アタッカー。2014年からVVVフェンロのコーチとして指導にあたっている。