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【浦和】対面の同学年対決を意識する宇賀神とタフに成長した駒井。両ワイドが奪還のキーマンに

カテゴリ:Jリーグ

轡田哲朗

2016年11月29日

京都から移籍した右WBは「1試合に懸ける気持ちが強くなった」。

今季京都から完全移籍で加入した駒井は、幾多のタフな局面を経て精神的にも成長。さらなる大舞台への意欲も示している。(C) SOCCER DIGEST

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 一方で、個の能力、仕掛けで崩しにかかるのは逆サイドの右WB駒井善成だ。今季、京都から移籍加入したが「レッズでプレーするのは簡単ではない。1試合に懸ける気持ちが強くなった」と、自身の精神的成長を語る。ACLのFCソウル戦ではPKを失敗して落ち込み、ルヴァン杯決勝ではタイトル獲得の喜びを味わった。そうした経験が、駒井をタフにしてきている。
 
 変幻自在のドリブルで右サイドを切り裂く男は、シーズン後半にレギュラーを確保した。そして、さらなる成長を求めるためにも、このチャンピオンシップの先にある大舞台を見据えて話した。
 
「自国開催のクラブワールドカップに出られるチャンスがある。そこに出られたらもっと成長できるし、サッカー選手としても世界の舞台に出られるかどうかで人生が変わる。ここでしっかりと勝ち取りたい」
 
 ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が2012年に就任して以来、浦和の両WBは攻撃の起点になるだけでなく、逆サイドからのアタックではフィニッシャーとしての役割も求められる。駒井は「個人的にはゴールのイメージができている」と眼光鋭く語った。
 
 1トップ2シャドーとダブルボランチに鹿島守備陣が気を取られて彼らへの注意が薄れるようなことがあれば――。猛然と走り込んでくるふたりが、浦和をJリーグチャンピオンに導く可能性は大いにある。
 
取材・文:轡田哲朗(フリーライター)
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