【浦和】ヘコんでいた関根を突き動かした日本代表・原口の“言葉”とは?

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2016年10月16日

「負けて経験をするのは、もう懲り懲り」。

10月6日のイラク戦でゴールを決めた原口(左)とGK西川。大先輩・原口が強調した“勝負勘”が、関根にとって、今後の課題に。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 そのように自身の課題を挙げる関根だが、これまでの大一番とは、まったく状況が異なる。
 
 今回は、「結果=優勝」を残したうえで、やるべきことを改めて痛感したという点だ。
 
 関根は大一番で、「負けて経験をするのは、もう懲り懲りだ」と言った。
 
「結果は残せたけれども、悔しさが残りました。いつになったら、チームを勝たせられるのだろうって……。ただタイトルの懸かった一戦で、負けて経験を積めたと言うのは、もう懲り懲りです(苦笑)」
 
 そして、21歳の若きアタッカーはポジティブな収穫として、こんなことも挙げていた。
 
「最後、足がつってからも粘れて、そこは昨年のチャンピオンシップ(準決勝)での経験が生きました。でも、そこからさらに、イケイケで攻めて、チームを勝たせられるように、浦和のプライドを持って戦っていきたいです」
 
 優勝して課題を見出す。それこそが“最良の経験”なのだろう。関根の嬉しそうで、悔しそうな顔が、そんな紛れもない事実を物語っていた。
 
 
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
 
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