【浦和】決勝に向け練習再開。肋骨骨折が判明した主将の阿部勇樹、“鉄拳制裁”を示唆?

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2016年10月11日

李は「決勝点を決めて、MVPを獲って、美味しいところを持っていきたい」と宣言。そして阿部は…。

全体練習後、ダウンのランニングをしながら談笑する興梠、駒井、武藤、青木。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 李忠成は「スタメンで出られるかどうかはまだ分からない。でも、自分が必ず決勝点を決めて、MVPを獲って、美味しいところを持っていきたい。そのイメージはできている」と、早くもストライカーの血が騒ぎ出していた。
 
 浦和ひと筋15年目になる最年長の37歳、平川忠亮は「決勝ではあるが、僕らがずっと練習で積み上げてきたものがあり、それを試合に出すだけ。厳しい練習をしてきたので、誰が試合に出てもいける準備はできている。僕もチームが勝つための準備を、しっかりしていきたい」と抱負を語った。
 
 また、第2ステージ14節のG大阪戦で遠藤保仁との接触プレーで脇腹を傷めた阿部勇樹だが、FC東京との準決勝第1戦後に精密検査を受けた結果、肋骨骨折が判明。その後は全体練習から外れていた。

 ただ、試合には出場できる状態で、準決勝第2戦にはベンチでスタンバイしていた。阿部はこの日、「最初は痛かったけど、もう大丈夫」と語り、決勝に向けて「しっかりチーム内の規律であり、やるべきことをやれれば」と話した、その一方で、「(目立とうとするなど)普段どおりできないヤツがいたら、鉄拳だからね」と言って笑わせた。
 
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
 

準決勝第2戦ではキャプテンを務めた宇賀神。決勝では本職の左ウイングバックで起用か? 写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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