スケールの大きな選手。“初代”ルヴァンカップ得点王とヒーローになり、新たな領域へ踏み出せるか。

高木が子どもの頃からドリブラーとして憧れ、参考にしてきたのがC・ロナウド。チーム内の役割などは大きく異なるものの、カットインをを武器とし無回転FKを操る点など確かに“共通点”もある。(C)Getty images
高木はメッシ派よりもクリスチアーノ・ロナウド派だと言う。「ひとりで試合を決めてしまう個の強さで、断然クリロナ派です。大好きで参考にしている選手。もちろんメッシもすごいんですけど」と語っていたことがある。
左サイドからパワーとテクニックを兼ね備えたドリブルで打開する。強烈なFKも放つ。身体の大きさもチーム内での役割も大きく異なるが、いくつかの面では、確かに憧れていることが感じられる共通点がある。そんな話を思い出して振ると、彼は言った。
「動きのなかでスムーズに、自分の中で判断できている。最近は考えすぎず、感覚的にできるようになってきています。もっと結果を出して、僕もそういう存在に近づいていきたいです」
アタッカーの仕事――ゴールを決めること。そのシンプルで難しい仕事をいかにこなすか。高木のこだわりは強い。
「チームが勝つことがまず一番大事。そのためにも得点をして貢献したい。もちろん、この日のようなアシストも大きな仕事。ゴールに絡むというFWとしての仕事をして貢献してきたいです」
日本代表のハリルホジッチ監督のワールドカップ・アジア予選の予備登録メンバーに入っているひとり。10月15日のG大阪との決勝でもゴールを決めて、“初代”ルヴァンカップ得点王でありヒーローになれば、新たな境地に踏み出せるはずだ。
まだまだ進化を遂げていきそうな、スケールの大きな選手だ。
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
左サイドからパワーとテクニックを兼ね備えたドリブルで打開する。強烈なFKも放つ。身体の大きさもチーム内での役割も大きく異なるが、いくつかの面では、確かに憧れていることが感じられる共通点がある。そんな話を思い出して振ると、彼は言った。
「動きのなかでスムーズに、自分の中で判断できている。最近は考えすぎず、感覚的にできるようになってきています。もっと結果を出して、僕もそういう存在に近づいていきたいです」
アタッカーの仕事――ゴールを決めること。そのシンプルで難しい仕事をいかにこなすか。高木のこだわりは強い。
「チームが勝つことがまず一番大事。そのためにも得点をして貢献したい。もちろん、この日のようなアシストも大きな仕事。ゴールに絡むというFWとしての仕事をして貢献してきたいです」
日本代表のハリルホジッチ監督のワールドカップ・アジア予選の予備登録メンバーに入っているひとり。10月15日のG大阪との決勝でもゴールを決めて、“初代”ルヴァンカップ得点王でありヒーローになれば、新たな境地に踏み出せるはずだ。
まだまだ進化を遂げていきそうな、スケールの大きな選手だ。
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)