【浦和】プロ12年目の初体験。「これが、ハットトリックか」と興梠が実感した瞬間は?

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2016年10月09日

15日の決勝に向けて、「この大一番で借りを返す」と誓う!

この日ベンチだった阿部と興梠がPKキッカーを担当。相手にトドメを刺す意味でも価値ある3点目を突き刺した。(C)SOCCER DIGEST

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 「でも……一度は(ハットトリックを)経験してみたいと思っていた。気持ちいいものですね(笑)」
 
 興梠は素直に3ゴールを奪う喜びを噛み締めていた。

「これまでもハットトリックを決められるチャンスは数多くあったが、自分にはその力がなかった。運も関係していたと思う。何より、こうして浦和でハットトリックできたことに満足しています」
 
 10月15日(午後1時キックオフ)には埼玉スタジアムで、G大阪と決勝を戦う。相手はタイトルの懸かった試合で、ことごとく敗れてきた宿敵だ。
 
「大事な試合で負けて、悔しい想いをしてきた。だからこそ、この大一番で借りを返したい。できれば自分がゴールを決めて、ミシャにタイトルをあげたい。
 
 リーグ戦では4-0で勝てたが、決勝特有の緊張したなかで戦うし、状況がまったく違う。でも、いつもどおり、冷静に戦えば大丈夫」
 
 興梠はそのように自分自身に、言い聞かせるように語った。

 その静かに燃えている言葉からは、これまでにない自信が感じられた。

 
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
 
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