フラストレーションが溜まる展開の中で見せた痛快なプレー。
1-2で迎えた26分。いったん中盤まで引いてボールを受けた大久保は、前を向くや最終ラインの背後を狙っていた小林悠のもとへピンポイントのキラーパスを送り込む。一発で裏へ抜け出した小林のシュートは、惜しくも相手ディフェンスの粘りに阻まれたが、柏のブロックを鮮やかに崩した一本のパスは、まさに自身が欲していたものだったはずだ。
中盤でのプレーが増えてしまったのは、決して良い傾向とは言えまい。フィニッシャーとしても、「無得点、シュート1本」に終わった結果を見れば、“抑え込まれた”と評されて仕方のない内容だ。
しかし、優勝を狙う川崎にとって、背番号13の言動はチームのクオリティを高めるうえで必要不可欠なことは確かなようだ。
取材・文:長沼敏行(サッカーダイジェストWeb編集部)
中盤でのプレーが増えてしまったのは、決して良い傾向とは言えまい。フィニッシャーとしても、「無得点、シュート1本」に終わった結果を見れば、“抑え込まれた”と評されて仕方のない内容だ。
しかし、優勝を狙う川崎にとって、背番号13の言動はチームのクオリティを高めるうえで必要不可欠なことは確かなようだ。
取材・文:長沼敏行(サッカーダイジェストWeb編集部)