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平畠啓史が選ぶJリーグ10大ニュース|誇りに思える川崎のACLE準優勝。水戸の昇格劇は映画にできる!

カテゴリ:Jリーグ

平畠啓史

2025年12月20日

予想のつかないスリリングな展開

アジア初制覇はならずも...ACLEで川崎が戦う姿は感動的だった。(C)Getty Images

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■7位/川崎、ACLE準優勝

 半年も前になると忘れがちだが、アジア・チャンピオンズリーグエリート2024-25で川崎フロンターレが準優勝したことを忘れたくない。完全アウェーの環境で、世界的にも有名な選手が揃うアジアの強豪に対し、勇敢に立ち向かったフロンターレの戦いぶりは素晴らしかった。いつもよりボールを持つ時間は短くなっても、ハードワークを繰り返し、組織的に戦う姿は感動的だったし、誇りに思えるものだった。

■6位/“オール国内組”日本代表

 7月に行なわれたE−1選手権では、Jリーグで活躍する選手が招集された。常にハードワークを続け、実績十分な名古屋グランパスの稲垣祥、川崎フロンターレの大関友翔やファジアーノ岡山の佐藤龍之介など若い選手も招集され、新鮮な感じのする日本代表だった。かつてはJ3でプレーしていたアビスパ福岡の安藤智哉や柏レイソルの久保藤次郎が招集されたのは胸熱だったし、現在J2やJ3でプレーする選手の希望にもなったはず。非常に興味深い日本代表だった。
 
■5位/釜本邦茂さん死去

 日本を代表するストライカー、そしてガンバ大阪初代監督の釜本さんがお亡くなりになった。偉大な記録、功績は色んなところに記されているので、ここでは割愛さていただくが、個人的には子どもの頃、ヤンマーディーゼルの試合も見に行ったし、釜本邦茂サッカー教室で住んでいる街に来てくれたことを覚えている。太ももの太さ、ボールを蹴った時の音、シュートの威力。言葉が出なかった。これからも日本のサッカーを、Jリーグを温かく、時に厳しく見守ってください。釜本さん、ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。

■4位/ドラマは最終節まで

 すべてのカテゴリーで優勝が最終節まで決まらないというドラマティックな展開に。特にJ2の最終節は劇的な展開。4位の徳島ヴォルティス対1位のV・ファーレン長崎は1-1が続き、アディショナルタイムに徳島のトニー・アンデルソンのシュートを長崎のGK後藤雅明が顔面セーブ。このシュートが決まっていれば、ホームで勝利していたジェフユナイテッド千葉が2位になっていた。カターレ富山の残留劇もドラマティック。そして、J1昇格プレーオフ準決勝では千葉の大逆転劇。予想のつかないスリリングな展開が続いた。
 
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