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J2クラブ内定ボランチが飛ばした激「インターハイを思い出せ」。全国に導く決勝弾。選手権連覇に「一つひとつしっかり戦っていく」

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2025年11月18日

地に足をつけ、その目をギラつかせて

予選ファイナルで全国に導く決勝弾。CKにヘッドで合わせネットを揺らした。写真:安藤隆人

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 そんな柴野は、10月23日にJ2のFC今治の加入内定が発表され、進路が決まっている。

「小山哲司GMから『プレーが面白い』と言ってくださったことが本当に嬉しくて、環境や雰囲気などを含めて、ここでやりたいと思って決めました」

 1週間の練習参加の際にコーチから「サポートに入る時は、自分がもらえなくても全力でする必要があるし、そこを全力でやらないと成長はしていかない」と言われ、大きな感銘を受けた。

「本当にその通りだと思いました。自分の動きで誰かを活かせられるなら、僕は犠牲になれるという考えは持っていますし、プロ内定選手になったからには、チーム全員が納得してくれる選手にならないといけない。そのなかで自分の色を出し続けないと周りから評価をされない。一つひとつのプレーに責任を持つようになりました」
 
 刺激を受けるたびに自分を見つめ直し、心身共に階段を着実に登ってきた。12月28日にはいよいよ高校最後の選手権が幕を開ける。

「慢心することなく、一つひとつしっかりと戦っていく。それしか考えていません」

 前橋育英の“心臓”は2連覇という言葉に惑わされることなく、地に足をつけて、その目をギラつかせながら全国のステージに立つ。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)

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