多少なりとも焦燥感を抱いているのではないか
思い返してみると、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の頃は、遠藤と守田英正(スポルティング)が“鉄板ボランチ”と言われていた。けれども、佐野の急成長で遠藤との競争が激化したのは間違いない。
守田はご存じの通り、怪我続きで3月以降、代表に来ていない。ゲームコントロールに長けた守田の役割は、攻守両面に関与できる鎌田、組み立てに秀でる田中で回せるようになってきている。ガーナ戦で途中から出た藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)も若い選手メインの陣容の中、良い味を出していた。つまり、今の日本は“鉄板コンビ”に依存しない体制ができ上がりつつあるのだ。
もっと言えば、ブラジル戦以降、ボランチ陣のベストチョイスは「鎌田&佐野コンビ」になったという見方もできそうだ。この状況を遠藤はキャプテンとして前向きに受け止めているかもしれないが、多少なりとも焦燥感を抱いているのではないか。
守田はご存じの通り、怪我続きで3月以降、代表に来ていない。ゲームコントロールに長けた守田の役割は、攻守両面に関与できる鎌田、組み立てに秀でる田中で回せるようになってきている。ガーナ戦で途中から出た藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)も若い選手メインの陣容の中、良い味を出していた。つまり、今の日本は“鉄板コンビ”に依存しない体制ができ上がりつつあるのだ。
もっと言えば、ブラジル戦以降、ボランチ陣のベストチョイスは「鎌田&佐野コンビ」になったという見方もできそうだ。この状況を遠藤はキャプテンとして前向きに受け止めているかもしれないが、多少なりとも焦燥感を抱いているのではないか。
そうやって絶対的と目されたメインプレーヤーの闘志に火がつけば、ポジション内の序列争いが加速し、「2チーム分、3チーム分の戦力」という理想に近づいていくはずだ。
11月18日のボリビア戦は「遠藤&鎌田コンビ」で行くだろう。代表経験が豊富な2人が、進境著しい佐野から刺激を受けて、どのような違いを見せてくれるのか。その動向を注視していきたいものである。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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