「パンツ一丁」で見事な司会を見せたリネカー。名物番組ホストの座はまだまだ安泰だ!

カテゴリ:ワールド

山中忍

2016年08月15日

人気を博したランパードのナイスガイ風の解説。

リネカーの後釜候補にはシアラーやファーディナンド、ランパード(写真)などの名前が挙がるが、しばらくはリネカーの地位は揺るがないだろう。 (C) Getty Images

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 その見事な司会ぶりに、国内では誰が後を継ぐべきかが話題になることがある。ゲスト解説者の常連で、この日の番組内でリネカーから青いブリーフを誕生日プレゼントに贈られたアラン・シアラーも候補と目される1人だ。
 
 リオ・ファーディナンド(2015年に現役引退)も人気だが、当人は次期イングランド代表監督に興味がある様子だ。
 
 やはり本人がメディアでのセカンドキャリアを望めばの話だが、フランク・ランパード(現ニューヨーク・シティ)は有力に思える。ナイスガイ風の好印象や明瞭な語り口はリネカー似。奇しくも現任者が「下着司会」を約束することになった、昨年12月のレスター対チェルシーでのプレミア解説者デビューも好評を博した。
 
 もっとも、リネカーは昨年6月にBBCと新たに5年契約を結んだばかり。今シーズンのスタートと同時に、55歳とは思えない素晴らしい肉体も明らかにされた。「胸筋が弛んでいたら嫁のブラを貸してやる」という、シアラーによる昨シーズン末の申し出を受け入れる必要もなかった。
 
 開幕節初日にレスターがハルに敗れ、ペップ・グアルディオラ新体制のマンチェスター・Cもサンダーランド戦で辛勝が精一杯だったように、今シーズンプレミアは予想が困難。しかし、リーグ戦ハイライト番組司会者の座は、まだまだリネカーのものだ。
 
文:山中忍
 
【著者プロフィール】
山中忍/1966年生まれ、青山学院大学卒。94年渡欧。イングランドのサッカー文化に魅せられ、ライター&通訳・翻訳家として、プレミアリーグとイングランド代表から下部リーグとユースまで、本場のサッカーシーンを追う。西ロンドン在住で、ファンでもあるチェルシーの事情に明るい。

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