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新顔の斉藤光毅に期待感。堅守のパラグアイには大外から果敢に仕掛けたい。両サイドの人選はどうなる?【日本代表】

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2025年10月08日

2人がポジションを入れ替えながら敵をかく乱

WBとシャドーで計算できる中村。「出た時に自分のやれることをやればいい」と、どちらで使われても問題はなさそうだ。写真:永島裕基

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 そして注目の新戦力・斉藤だが、今回は左ウイングバックで出番を与えられるチャンスは少なくなさそうだ。森保監督も「期待するプレーは攻撃で起点になること、相手のゴールに向かって仕掛けていくという部分、個で、チームで連係してというところで、彼のアイデアを出してもらえればいい」と2日のメンバー発表会見で発言していたが、本人も要求に応える意欲は満々。「分かりやすいのは仕掛けだと思う。そこを出していきながら、他の選手との距離感も大事にしていけたらいい」と目をギラつかせていた。

 QPRでの斉藤は4-2-3-1の左MFを主戦場としているが、ウイングバックは左MFより長い距離をアップダウンしながら、攻守両面に関与しなければならない。守備負担の大きさが足かせになって、代表での三笘薫(ブライトン)や前田は攻撃面の輝きが失われがちなのだ。

 斉藤にもその不安がないとは言い切れないが、「チャンピオンシップはメチャクチャ過酷なリーグなので、自分もタフさが養われた」と今夏のインタビューでもコメント。走力や運動量、ハードワークに磨きをかけている様子で、代表でもダイナミックなアクションを起こしてくれるだろう。
 
 24歳の新戦力が左の大外に陣取り、中村がシャドーということになれば、2人がポジションを入れ替えながら敵をかく乱することも可能になる。もちろん相馬や前田がシャドーに入ったとしても、斉藤なら気を利かせたポジション取りや連係を見せてくれるに違いない。

 満を持してA代表に参戦してきたフレッシュなアタッカーが存在感を発揮し、日本の攻撃陣に異なる色合いをもたらしてくれれば、内容ある勝利に近づく。斉藤にはパラグアイ戦で強烈なインパクトを残してほしい。

 いずれにしても、堅守のパラグアイには外からの攻撃の重要度が増すのは確か。誰が出ても“違い”を示し、得点に直結する効果的な仕事を見せることが肝要だ。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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