平畠啓史チョイス“至極の11人”|シュートが決まる感じが一切しない。その活躍ぶりは首位チームの守護神にふさわしい。当然のMVP選出【J1月間ベストイレブン9月】
カテゴリ:連載・コラム
2025年10月02日
セレッソと鹿島の中継映像は見ていて心地良い
さて、セレッソのスピードに乗った攻撃は見ていて楽しく、エンターテインメント性十分ではあるが、その面白さに一役買っているのが、ホームのヨドコウ桜スタジアムでのセレッソの試合を伝えている中継スタッフの方々。特に、カメラとスイッチングのパフォーマンスが素晴らしい。
フィールドプレーヤー20人を巧みに画角に収めるメインのカメラマン。パスの出どころだけでなく、受け手の動きも映し出してくれることで、全体の動きを見ることができる。スタジアムの大きさやカメラの位置によって、どのようにピッチを映し出すかは、簡単なことではないが、セレッソのホームゲームのメインのカメラマンは、技術はもちろん、常に頭を使ってサッカーを映し出してくれる。
そして、スタジアムではなく中継映像でのサッカーの楽しみは、スローや選手の表情。このあたりの映像を入れ込むタイミングも実に素晴らしく、サッカーを理解するディレクターやスイッチャーの技術や集中力が中継映像から伝わってくる。個人的にはセレッソと鹿島の中継映像が見ていて心地良い。シーズンが終わったら、サッカー周辺の人たちをここで勝手に表彰したい。
ベストイレブンに戻ります。フォワードはFC東京の長倉幹樹と鹿島のレオ・セアラ。3連勝に大きく貢献した長倉。途中加入ながら、FC東京の攻撃を牽引する存在に。怪我もあって出場2試合で1ゴールにとどまったが、どの位置でボールを受けても何かを起こしてくれそうな期待感は十分。早く怪我から回復することを願っている。
フィールドプレーヤー20人を巧みに画角に収めるメインのカメラマン。パスの出どころだけでなく、受け手の動きも映し出してくれることで、全体の動きを見ることができる。スタジアムの大きさやカメラの位置によって、どのようにピッチを映し出すかは、簡単なことではないが、セレッソのホームゲームのメインのカメラマンは、技術はもちろん、常に頭を使ってサッカーを映し出してくれる。
そして、スタジアムではなく中継映像でのサッカーの楽しみは、スローや選手の表情。このあたりの映像を入れ込むタイミングも実に素晴らしく、サッカーを理解するディレクターやスイッチャーの技術や集中力が中継映像から伝わってくる。個人的にはセレッソと鹿島の中継映像が見ていて心地良い。シーズンが終わったら、サッカー周辺の人たちをここで勝手に表彰したい。
ベストイレブンに戻ります。フォワードはFC東京の長倉幹樹と鹿島のレオ・セアラ。3連勝に大きく貢献した長倉。途中加入ながら、FC東京の攻撃を牽引する存在に。怪我もあって出場2試合で1ゴールにとどまったが、どの位置でボールを受けても何かを起こしてくれそうな期待感は十分。早く怪我から回復することを願っている。
レオ・セアラは4試合で3ゴール。湘南戦ではゴール前で詰まったような感じになっても決め切った。セレッソ戦では右足アウトでシュートコースを逃さなかった。名古屋戦ではワントラップから冷静に決めた。どれもまさにフォワードらしいゴールで、トップスコアラーらしい活躍だった。
そして、ベストイレブンのGK部門かつ今月のMVPは、鹿島の早川。4試合で1失点。安定感のあるキャッチングやフィードはもちろん、相手の決定機をことごとく止めた。身体を倒してのセービングだけでなく、足で止めるセーブも多かった。どんなシュートが飛んでくるか分からない状況で、最後の最後まで見極め、シュートを止める可能性を最大限にまで高める一連の動きは見事で、相手のシュートが決まる感じが一切しなかった。
その振る舞いやパフォーマンスは首位チームのゴールキーパーにふさわしく、今月のMVPにも当然ふさわしい。ゆえに、9月のMVPは鹿島の早川に決定! 素晴らしい活躍だった。
取材・文●平畠啓史
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